NPO Rocinantes / 特定非営利活動法人ロシナンテス

スーダンで戦うロシナンテたちのブログ

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「NPO法人ロシナンテス」はアフリカのスーダン共和国において医療を中心に活動を行っている特定非営利活動法人(NPO)です。

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リーシュマニア結論持ち越し


さて、ハルツーム大学のリーシュマニア専門医から
肉眼所見のみでのリーシュマニアでないと診断された右足背部ですが、

日本の専門医に相談すると、
「そう簡単に診断はできない」
「サンプルを日本に持ち帰ってきてください」
と言われました。

ただ、いまではほとんど痂皮化してきており、問題はないようです。

いましばらく、リーシュマニアに関しては結論は持ち越しになりそうです。

岩間さんが12日に帰国します。

私もその1週間後に一時帰国します。

今は、コンピューターとにらめっこの状態です。

川原尚行

15:35 | コメント (0) | トラックバック (0)

イード終了


イードが終了しました。日本での正月明けのかんじでしょうか。
仕事始めです。

事務所にきたスーダン人スタッフとミーティングをします。

それが終わると、大学医学部へ。
私の足の病変を見せます。
「抗生剤が効いてきたね。
足の病変は、リーシュマニアじゃないよ。
リーシュマニアでも種類によって特性が違うので今週にでも同定を行うよ」
と言われました。

ちなみに、リーシュマニアの治療を行う前の肝機能チェックでは、
酒も飲まないためか、すべてが正常値でした。

そして、いろいろと準備をすすめ、ガダーレフへと向かいます。

ガダーレフでは、国際医療センターの田辺先生と山口大学医学生の金田くんが
待っています。

私とモハメドが交互に運転して、ガダーレフに着いたのは、夜遅くでした。

川原尚行



23:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

イード


ラマダン明けの休暇です。日本では正月みたいなものでしょうか。

実際に、「ハッピーニューイヤー」と言っている人もいます。

我々にとっては、静かなイードです。
徹底して、本を読みました。

藤沢周平に江戸時代の匂いを感じ、それがここスーダンでは郷愁の念にかわっていきます。

司馬遼太郎の対談集、30年前のものですが、現代にも通じます。

西郷隆盛の南洲翁遺訓集には、幕末時代であって、良く世界が見渡せていることがわかり、
あの当時の見方、考え方があってこそ、日本がどこの国の植民地にもならずにすんだんだと感心し、
それを現代のアフリカ、そしてスーダンにも当てはめて考えてみると興味深いものがあります。

そんな読書三昧でして、足のほうは随分とよくなってきました。

霜田君が美味しいご飯を作ってくれます。

新婚夫婦みたいで気味が悪いですね。

では、このまま、足の病変が治りますように。

川原尚行

09:49 | コメント (0) | トラックバック (0)

リーシュマニア4


霜田君は車をハルツームに向けてぶっ飛ばしてくれています。

その日は、ラマダンの最終日にあたり(このブログとは若干のタイムラグがあります)
首都のハルツームから地方へ向かっての帰省ラッシュです。

首都へ向かう我々の車線は混んではいませんが、時々無理な追い越しをする車が
こちらの車線にまではみ出てきて、危ない思いをします。

途中、大きな事故を見ました。トラックとバスが完全に燃えていました。

そうならないように、パトカーがバスを先導していきます。
パトカーの後ろに百台くらいのバスが連なり、一団をなしています。

霜田君は、慣れた様子で、車を走らせます。

無事、ハルツームに着きました。

早速、その専門医の先生に連絡を取ります。
「あと一時間待ってくれ」

一時間後、連絡すると
「もう一時間」

結局5時間くらい待ったでしょうか、まあこれくらいのことはスーダンではよくあることです。

足は、今までで一番腫れていたでしょうか
「これは、リーシュマニアかどうかわからないなぁ、とりあえず抗生剤を使ってみよう。
そして万が一、リーシュマニアの治療を行うのに備えて肝機能検査をしてきましょう」

明日から長期の休みである。
すべての動きが止まるのであるから、仕方がありません。

とりあえず、薬局に行き、抗生剤を買い、服用を始めました。

それにしても、霜田君のセーフドライブで無事にハルツームに帰ってこれたことを
喜びましょう。

イード休暇は、足の病変と霜田君とのお付き合いになりそうです。

川原尚行

06:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

リーシュマニア3


スーダンでは、ラマダンも終わりイード休暇になっています。

その休暇をスタッフ全員でガダーレフで過ごそうと、最近はハルツーム番である霜田君も伴い、
2人でガダーレフへと向かいました。

しかし、私の右足の病変は悪くなる一方です。
「見る見るうちに腫れる」といった具合でしょうか。

ガダーレフに到着して、
これはリーシュマニアがまだ完全に治癒しきっていないので、
薬で治療しなくてはいけないかな、と考え始めました。

幸い、ガダーレフはリーシュマニアが蔓延しているところで、治療薬も揃います。
ただし、副作用が強く、それが心配です。

ことの経過を説明するために、ハルツーム大学のリーシュマニア専門の先生に電話をします。
すると、
「すぐにハルツームに戻って来い!」
と言われました。

治療環境はもちろんハルツームのほうがよいに決まっています。
霜田君には悪いですが、またしても車を運転してもらいハルツームに戻ります。

そして、専門医の先生のところに行きました。

川原尚行

15:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

リーシュマニア2


さて、診断の結果です。

その日は、忙しく大学医学部まで私自身足を運ぶことができませんでした。
日本から農業関係の視察団がいらしており、そのアテンドをしなくてはいけませんでした。

もともと、霜田くんに行ってもらおうと思っていたのですが、霜田君自身が帯状疱疹を患っていたので、
休養してもらいました。

話がずれますが、この帯状疱疹、疲れやストレスがたまったりすると出てきます。
新婚生活の霜田君が結婚したことによりストレスを感じたのか、
あるいは、お嫁さんと別居することによりストレスを感じたのか、わかりませんが。

話を私の話に戻します。

私が忙しかったので、スーダンに来ている医学生さんに医学部に行ってもらいました。
結果は、
「リーシュマニア」
でした。

しかし、私の左手の潰瘍性病変は診断がつく前後から治癒しはじめていました。
顔面と左足にも同様の病変があったのですが、それらも同様に治癒しました。

リーシュマニアでも、これは皮膚型リーシュマニアであり、自己免疫で治癒することもあります。
私もこのケースかな、と思っていました。

しかし、またおかしなことになりました。
今度は、右足に新たな病変が出現してきました。

川原尚行

10:26 | コメント (0) | トラックバック (0)

リーシュマニア


表題は、病気の名前です。
世界的に見ても珍しい感染症です。
サンドフライという小さなハエに刺されて感染する寄生虫疾患です。

スーダンの東部、そうです私が活動している地域です。
そこでは、リーシュマニア症が世界でももっとも流行している地域のひとつです。
感染すると、内蔵型の場合、死にいたることもあります。
治療に関しても、1ヶ月の入院治療が必要で、ときに激しい副作用も付きまといます。

私の左手首に外傷した覚えが無いのに潰瘍性の病変ができました。
しばらく抗生剤を飲んでいましたが、一向に治癒しませんでした。

それより2週間くらい前に、指先に痛みを感じることがあり、そこが一部化膿しました。
それは一時治癒したのですが、またぶりかえしてきました。
ひょっとして、リーシュマニアかも?

そこで、ハルツーム大学医学部のリーシュマニア専門の先生のところに行きました。
潰瘍部から組織をとり、直接顕微鏡で調べ、さらに培養も行いました。

そして、診断は?

川原尚行

10:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

家賃の値上げ


現在、住居兼事務所としているところは、2年前に契約しました。
最初の契約では、月1500ポンド(約7万5千円)、昨年の契約更新では月1600ポンド(8万円)
今年は、1750ポンド(8万7千5百円)です。

現在、スーダンでは住宅供給が進み、若干ではありますが、家賃の低下がはじまっているようです。
その中で、この値上げは、納得できないところがあります。

そこで、知人を伝って2つの家を見てきました。
ひとつは、1500ポンドです、きれいな家でした。
屋上も使えますし、家の前に花壇があるのも良かったです。
ただ、駐車場スペースがなく、それが大きな問題です。
ちなみに現在の家では3台分の駐車スペースがあります。

次の家は、ちょっこ郊外で3階建ての1階部分でした。
1200ポンドで値段は良いのですが、少し狭すぎます。
家族で過ごすなら快適なのでしょうが、事務所機能としては、「?」ですかね。

いま少し、ここで堪えないといけないのかもしれません。

川原尚行

01:37 | コメント (0) | トラックバック (0)

地球環境


高知から鮫島先生と宮地さんコンビが15日からスーダンに来られていました。
たったいま、スーダンを後にしたところです。

先生たちは、情熱を持って、そして自分の信念に基づきスーダンまでやってこられました。
地球環境のためを思ってのプロジェクト推進のためです。

こういえば、大々的なことと思われるでしょうが、地道なことを重ねていくことの重要性をも、
指摘されました。

大学で講演を行いました。
そのなかで、地球環境のことを言及すると、
「環境問題に関して、先進国が甘い蜜を吸い、そのために我々にその責任を押し付けるのはおかしい」
との老教授からの指摘もありました。

そういわれると、どうしようもないのですが、こればかりは訴え続けるしかないのです。

お二人の一生懸命に訴える姿に、私は深い感銘を受けました。

さあ、これを今後どう具現化していくかが問題です。
まずは・・・。

考えがありますが、いずれまた披露します。

川原尚行

13:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

43回目の誕生日


9月23日は私の誕生日でした。
ガダーレフ事務所で、現在農業事業で来られている鮫島先生、宮地さん、そして国際医療センターからの田邉先生、山口大学医学部の学生の金田くんからお祝いをしてもらいました。

ジュースとチップスだけの小学生のような簡単な会でしたが、それでも十分に嬉しかったです。

日本の実家に電話をしました。
父と息子にも、
「誕生日おめでとう」
と言います。
それぞれ79歳と16歳の誕生日です。
親子3代同じ誕生日です。

来年は、父が80歳の誕生日なので、日本で一緒に祝うことができればいいですね。

川原尚行

15:19 | コメント (0) | トラックバック (0)

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