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国際NGO / NPO法人 ロシナンテス

サンタクロース

スーダンでは、クリスマスはいったいどのようになっているのでしょうか?

私が赴任してきた頃には、クリスマスは休日ではありませんでした。
一度、南部出身の大使館のローカルスタッフを私の家に招いたときに、口々に
「クリスマスを休みにしてほしい」
と言っていました。
クリスチャンにとって、クリスマスが休みでないのは、一番の憤りのようでした。

それから、内戦が終結して、南と北の連立政権になると、クリスマスが休日となりました。
めでたし、めでたしとなりましたが、今年は南部が独立してしまいました。

さて、北部スーダンのクリスマスはどうなるの?
人によっては、24日の夜に発表になると言っている人もいます。
スーダンでは、イスラム暦での休日設定で、月の状態によって休みが決められます。
ですので、前日の月の具合によって、正式に明日が休日かどうかが発表されます。

こういうことになれると、予定行動をとることが難しく、なるようになれと自然となってきますが、

さて、本日はクリスマス。
ロシナンテスは休日としました。

ただし、仕事はあります。
朝からハルツームの病院に出かけます。

私は、20日の夜に日本を出発しましたが、その時に小学校4年になる娘にこう言いました。
「お父さんは、世界サンタ教会から、サンタクロースに任命されたので、日本を旅立ってサンタの仕事をするんだよ」
「うそだよ!」
「本当だよ」
「じゃあ、私がサンタさんにお願いしているプレゼントが何かわかる?」
「今はまだわからないよ。世界サンタ教会が教えてくれるんだよ」
「うそだよ」
「本当だよ」

こう言って、家族と別れて日本を旅立ってきました。
娘が小学校2年生くらいだったら信じてくれたかな。

クリスマスの朝に、みなさま方の枕元にはプレゼントが届いたでしょうか?
私の枕元には、残念ながら何もありませんでした。

当たり前のことです。
私がサンタなのですから。

川原尚行

更新日時: 2011年12月25日