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国際NGO / NPO法人 ロシナンテス

今年もありがとうございました

今年もあとわずかとなりました。
ロシナンテスを応援してくれてくださっている方々、本当にありがとうございました。
 
診療所の運営から、この4月より母子保健事業に着手。
日本から専門家の辰野にロシナンテスメンバーに加わってもらっています。
ロシナンテスの診療所での出産が、徐々に増えていっていますし、
訪問看護は、日本人専門家とスーダン人専門家とで協力して行っています。
また、母親学級も同様に双方で力を合わせて、先日は百人を超える聴衆を集めました。
今月には、ガダーレフ保健省、ガダーレフ大学医学部と合同で母子保健に関するワークショップを開催できました。
 
水事業は、ハサバッラ村の給水所は順調に進み、斎藤が隣村の新たな水事業に着手しています。
来年早々の完成を目指しています。
 
また、女子小学校も順調なようです。リーダーのハサンが、彼のポケットマネーから
給水所から小学校までの水パイプを敷設しました。
 
首都ハルツームで行っているサッカー事業では、西條が頑張って少年チームが80名近く活動しています。
南部の中心都市のジュバで、12月に予定していた南北スーダン親善少年サッカー大会は残念ながら
延期となってしまいましたが、子供たちとの約束を果たすべく、来年の一月の住民投票後に必ずや実現させて見せます。
西條、岩木とともに頑張ります。
また、今月には女子チームの国内大会が開催されました。
我らが女子チームは、段違いの強さを見せつけ、優勝となりました。
今度は、国際試合ができるように努力していきます。
でも、最後の決勝戦は、男子禁制の試合で、コーチの西條までが退場になってしまったのには、笑ってしまいました。
スーダンの国情は、こんなものです。
 
そして人の交流では、多くの方が日本からスーダンに、そしてスーダンから日本へと行き交いました。
今後は、もっとこの交流を活発にしていこうと思います。
 
日本では、多くの講演会を行いました。
印象に残っているのは、小学校、中学校、高校そして大学とそれぞれの場で
児童、生徒そして学生さんが一生懸命な目を見ることができたことです。
日本の将来も捨てたものではありません!
 
スーダンは来月早々に南部の独立を問う住民投票があります。
政治的に不安定になることも予想されますが、情報収集を徹底し、危険を回避して
活動を継続させてまいります。
どうぞ、変わらぬご支援を賜りたく存じます。
 
皆様方にとって、来年も素晴らしい年になるように願っております。
 
川原尚行

更新日時: 2010年12月29日
母子保健ワークショップ

表記ワークショップが無事終了しました。
ガダーレフ政府の都合で、当初の14日から16日に変更になり、
JICA所長の宍戸さんが、多忙の中ガダーレフまでいらして参加してくださる予定であったの
不参加となりました。
とて残念でしたが、いつものスーダン事情による日程変更ですので、仕方ありません。
 
さて、中身の方は、大いに盛り上がりました。
 
北九州からいらしてくださった助産師の嶋井さんの「母子保健に関する日本の歴史と現状」のセッションでは
スーダン側から多くの質問が出てきました。
我々としては、これで引きつけておいて、そして今の母子保健事業につなげたいと思っていましたので
この多くの質問は、大変嬉しかったです。
 
なかでも、大きな議論となったのが以下のことです。
 
日本の出産は、99%が病院、クリニックで行われ、1%が助産院もしくは自宅出産とのことです。
スーダンでは20%が病院で、80%が自宅出産です。
 
スーダンは日本を目指すのがよいのか、正解は不明です。
日本の現状がよいのか、これをそのままスーダンにもっていくのは、とっても不安な気持ちになります。
 
数字以外のところで、スーダンの良さもあります。
家族でそして地域で出産というものをとらえられる。
心が通いあって、赤ちゃんの誕生を、皆でお祝いできる。
 
日本の良さは、出産前後で、お母さん、赤ちゃんが命を落とす確率がきわめて少なくできるようなシステムを持っていることです。
 
このスーダンと日本の良さが合わされば、本当の意味で両者にとって
母子保健の向上につながると思います。
 
そんなことを思わせるような嶋井さんのセッションでした。
 
その他、辰野さんの発表も素晴らしく、
ガダーレフ大学の医学部長のホメイダ先生は大統領の受け入れ準備で遅れましたが、熱い口調で統計調査を語り
芹沢さんは、要所で大事な働きをしてくれました。
 
このワークショップ全体を仕切ったマスター岩間の働きも見事なものでした。
 
来年、また第二回のワークショップを行います。
 
川原尚行

更新日時: 2010年12月21日
母子保健事業ワークショップ

明後日、ガダーレフ州で表記のようにワークショップを開催いたします。
 
この母子保健事業の専門家としてスーダンに赴任している辰野が、
我々の目指す事業を
ガダーレフ州から、アミーラ医師(なかなか切れものの女医さんです)が
母子保健の現状と展望を
そして我が故郷の北九州から助産師の嶋井さんが
日本の母子保健事業の歴史と現在の日本の現状
に関して講演を行います。
 
岩間と私とで進行していきます。
 
このワークショップの陰の主役である
芹沢そしてアルタイブ茜も同行です。
 
岩木、齋藤も連れてまいります。
日本人総勢8名です。
 
当初の予定であった14日から、ガダーレフ州の都合で16日に直前に日程が変更され
JICAの宍戸所長は、残念ながら不参加となりましたが、この8名で日本の魂を見せてまいります。
 
なお、サッカー担当の西條君は、ハルツーム居残りです。
しかし、女子サッカーの国内大会が急遽きまり、こちらも重要なイベントです。
しっかりと映像を残すように指示しました。
撮影に関して、丸ちゃんが請け負ってくれるようです。
いつもながら、ありがたい存在です。
 
ここに名前を上げた10名は、誰一人として公務員ではありませんが、
日の丸を背負う気持ちで、ここスーダンで頑張ってまいります。
 
誰に頼るでなく、自分たちにできることを精いっぱいやるだけです。
 
そのようなロシナンテスを継続させなければと、日々考えています。
 
川原尚行
 

更新日時: 2010年12月15日
南北スーダン親善少年サッカー大会延期

今月の18日に予定していた南スーダンのジュバで行われる予定でした
南北スーダン親善少年サッカー大会に関して、南部スーダン政府から正式に延期の通告を受けました。
 
今までに、ロシナンテス・スタッフの西條君、岩木君が懸命に準備を進めていたのですが
今の政治状況を鑑みて、南部スーダン政府の意向を受け取りました。
 
私も急遽、この報告を受け、南部スーダンのジュバに飛んでいったのですが
南部は独立気運一色でありました。
 
南部スーダン政府の要人の何人かと話を交わしましたが、

いずれの方も延期した方がよいとの意見でした。
 
来年の一月には、南部スーダンの独立を問う住民投票がありますが
まず独立を選ぶでしょう。
 
そして、それを祝う行事として、再度この大会を企画しようと思います。
 
お天道様が、今はやめとけ!と仰っているのでしょう。
また、来年頑張って、子どもたちとの約束を守りたいと思います。
 
川原尚行

更新日時: 2010年12月14日
みなさま、お久しぶりです

小倉高校ラグビー部の準決勝のお知らせを書いてから、随分と長い間、ブログを更新していませんでした。
大変、申し訳ございません。
 
御承知の方も多いかと思いますが、小倉高校ラグビー部は準決勝で福岡高校に敗れ、
その福岡高校が花園への切符を手に致しました。
 
私自身、自分の講演会で息子がラグビーをやっていることを話題にしてきていますので
それだけに、私の落ち込みが激しく、立ち直るのに時間を要しました。
 
息子とは、試合の2週間後に、二人で家の近くの「あじさいの湯」の露天風呂で
二時間近く話ことが出来、ようやく自分の心を鎮めることが出来ました。
 
「男は、負けを知らないといけない」
「そこから、如何に這い上がるかが、男の本当の勝負だ」
てなことを、風呂の中で説教していました。
 
さて、日本での行事は、いろんなことがありました。
地元の小学校、福島や長野の中学校、岡山や地元の高校、そして各地の大学で
講演を行いました。
 
いつもながら、子供達に元気を与えてもらっています。
その元気を体いっぱいに浴びて、今スーダンにいます。
 
スーダンですが、政治的な緊張が増してきている感じがします。
まだ目に見えない程度ですが、私の感覚では確実に増しています。
 
ロシナンテスが計画している、南北スーダン親善少年サッカー大会の開催が
政治的な圧力を受けています。
 
延期になりそうな雰囲気ですが、子供達のためにも何とか開催できるように頑張ります。
 
川原尚行

更新日時: 2010年12月08日