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国際NGO / NPO法人 ロシナンテス

カレーライス

スーダンでは、カレーはロッシースタッフの大好物。
「カレー祭り」と称して、大鍋にカレーを大量に作っています。
鶏肉で作ったカレーが最高です。
スーダンでは、鶏肉は、ホールチキンで売っている場合がほとんどです。

この前の土曜日に、家内が外出するので、私が夕飯を作ることになっていました。
そこで、スーダンでやっているようにホールチキンでのカレーを子供たちのために作ろうと思いました。

近くにあるスーパーに行きますが、ホールチキンが並んではいません。
スーパーの店員さんに
「ホールチキンはありますか?」
と聞くと、それは特注になります、との答え。

商店街にあった鶏肉屋に行き
「ホールチキンはありますか?」
と聞くと、朝のうちならあります、との答え。
その代わり、鳥ガラならあるとのことです。

これは、鳥の首の部分です。
鶏肉屋さんによると、出汁がよく出るから、これで十分ですと言います。

その鳥ガラのほかに、骨付き肉、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、トマト、マッシュルームそれにカレールーの甘口を買いました。
子供たちは、辛口を食べることができないからです。

いつも職場と家庭で激務の家内が友人と外食をするというので、私が作ることになったのです。
末娘が最初は「いいなー!ママはレストランに行くんだ」と言っていましたが、
「でも、パパのカレーが食べられるから、うれしいよ!」
と言ってくれます。
こんなにうれしい言葉はありません。
だからこそ、末娘に私は甘くなるのです。

さて、料理の支度です。
末娘が手伝ってくれます。

私が野菜の皮のみを切り、末娘が細切れにしてくれます。
その間に、鶏肉を煮込みます。

マッシュルームをカレーに入れるのが、よいのか悪いのかわかりませんが、
パック詰めになったマッシュルームを取り出します。
末娘が汚いから洗ったほうがいい?と聞くので、おばあちゃんに電話で聞いてごらんと言います。
しばらくして、末娘が、「気になるなら軽く洗えばいいっちよ」とのことです。

鶏肉、野菜を煮込み、最後にりんごをひとつ、末娘がすりこんでいれます。

最後にカレールーを入れます。

味見です。
リンゴの味が強すぎ、甘すぎなのですが、末娘は「おいしい!」

おいしいと言われると、そうなのかとこれで食卓に並べました。
辛いのを食べることができない長男でさえ、「あますぎ」と言います。

それから、辛口のカレールーとトマトを加え、最後にしょうゆをたらしました。
すると、長男が「こんなにおいしいカレーは食べたことがない」
とのことです。

しばらくして、高校受験のために塾から帰ってきた長女には、牛乳を足しました。
すると「こんなにおいしいカレーは食べたことがない」とのことです。

一度のカレーで好みの多少違う3人の子供たちに「おいしい」と言われました。
自分でもおいしくて、おかわりをしていると、末娘から
「パパ、調子に乗って食べていると、また太るよ」
これには、笑ってしまいました。

私は日本に帰国してのはじめての子供たちとの夕食でした。
心が安らぎます。

川原尚行


更新日時: 2010年02月21日