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国際NGO / NPO法人 ロシナンテス

情熱大陸、その後の村の様子

今年の一月に情熱大陸が放映されました。
その中では、診療所のある村とロシナンテスの都会出身であるスーダン人医療スタッフとの軋轢に関して番組は進められていきました。

多くの方から、その後はどうなった?
と聞かれます。

問題がすぐに解決するほど、簡単なものではありません。
じっくりと話し合いを重ねていきました。

その結果、医療スタッフのためのプライバシーと安全を確保するための塀などの建設をすることにしました。
この建設費用を、村とロシナンテスと保健省の三者で折半して支払うことに合意し、
建設を進めてきました。

予想されたことですが、保健省が資金がないと言ってきました。
この三者折半の話は、保健大臣(国ではなく、地方のです)も了承した事項であったにもかかわらずです。
仕方のないことで、私が個人的に支払うことにし、建設を進めました。

ようやく、建設が終わったところで、保健省が検査にきて、男女の宿舎を分ける壁を作りなさい、
そしてドアもきちんと設置すること。
金は出しませんが、要求はしてきます。
これも、もちろんこっちもちです。

その要求を受け入れ、建設をすすめ、最終的に医療スタッフ用の住居が完成しました。
保健省は、これでスタッフは村に住んで診療に当たることとのお達しをだしてくれました。

それをロシナンテスの医療スタッフの一部(医師が中心)が拒否しました。
たぶんこの医師は、村での生活が耐えられないのでしょう。
これには、保健省が対応してくれました。
医師を即刻、交代させたのです。

看護師、検査技師は、迷った末に村に滞在することを拒否しました。
これは、一人は子供が病気であることが理由、もう一人が勉強がしたいことを理由にあげました。

結局、医師、看護師、検査技師の総入れ替えとなりました。

医師は独身であり、村にずっといてもよいとのことで、休日も村に滞在します。
残り二人は、家庭持ちで週末のみの帰宅となります。

今までのスタッフは、診療所にこもりきりでしたし、この半年間は毎日の通勤でしたので
村の人たちと触れ合うことができませんでした。

今後は、村の人たちと大いに触れ合ってもらい、地域医療に貢献していきたいです。

川原尚行

更新日時: 2009年08月09日