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スーダン情報
毎月の最終金曜日(休日です)に、スーダンの医師が集まって勉強会を行っています。
毎回誘われるのですが、私が出席できるのは年間で3,4回です。
昨日は、その勉強会に出席してきました。
場所は、ハルツームで最高級ホテルのひとつであるロターナで行われました。
ここは、2年くらい前に開業したホテルで一泊3万円くらいだったと思います。
ちなみに、それまでの最高級ホテルはヒルトンホテルで、こちらも同様のお値段でしたが
老朽化して、とてもヒルトンの名前に値するものではありませんでした。
参加費は無料です。
というのも、スポンサーがつくのです。
スーダンでも、医師と薬屋さんはそれなりにひっついていて、薬屋さんがスポンサーです。
症例検討が2例、それにトピックの発表があり、2時間半あまりの勉強会です。
勉強会とともに、医師の社交の場でもあり、スーダンのお偉方の先生方に挨拶回りを行います。
そのあいさつ回りの中で、来年の2月にスーダンで初めての国際的な学会を開く予定であり、
可能であれば、日本から教授クラスを呼べないかとの話もありました。
「検討してみます」
とのお役所的な回答になりましたが、これはスーダンの医師から、いつも頼まれることです。
どなたか、スーダンまでいらしてくれるとありがたいのですが、またじっくりと作戦を考えることにしましょう。
最後に、薬屋さんがでてきて、日本であるのと同様に薬の宣伝を行います。
これは、ある種の洗脳みたいなもので、医師が処方箋を書く際に、ふっと薬の名前が頭の中をよぎらせるために宣伝を行います。
面白いのは、今回はインドの会社でした。
そして、世界が不況に落ち込んでいる今こそ、ジェネリック医薬品(いわゆるゾロ品のこと)をどうぞ!
そして、ジェネリック医薬品はインド製が世界の大半を占めている!とのことを述べておりました。
スーダンにおける外国人は中国人がいまだに断トツのトップですが、最近ではインド人が急速に増えてきています。
スーダンの石油利権の4分の1は、インドが握っていますし、今後ますますインド人がスーダンに入ってくることが予想されます。
勉強会が終了したのが夜の10時ごろ、家で夕食を取ってきましたが、
勉強会後の簡単な食事がふるまわれ、知り合いのスーダン人医師にしこたま食べさせられ、
11時過ぎに、腹いっぱいで、家路につきました。
最近は、肉食が少なかったのですが、久し振りに肉を食べさせてもらいました。
それにしても、この国の医療事情は一方向のみからは語ることができません。
薬屋さんの費用もちで行われるホテルでの勉強会も、ひとつの断面であり、地方に行けばまだ別の断面があります。
もちろん、そのどれもが、重要であり、無視できるものでもありません。
週明けから、別の医療の断面である村での診療に入っていきます。
川原尚行


