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スーダン情報
みなさま、ご存じのしげちゃんは、2005年にスーダンのハルツームの街中で
私と出会いました。
「スーダンで何するん?」
「お金の続く限り、勉強をしたいです」
「それなら、おれが面倒みるからホテルを引き上げてこい」
そして、我が家の連行してきました。
そのときの家主は竹友だったのですが、家主への相談なしでした。
もちろん、竹友が嫌というわけはありません。
それから2年間、しげちゃんと一緒に過ごしました。
日本テレビの「今日の出来事」に出演した際には、しげちゃんの顔がよく出てきました。
しげちゃんは、よく言っていました。
「ダブル・ムキュウ」
そうです。無休に無給だったのです。
昔でいう「書生」でした。
それでも、彼はモチベーション高く、仕事をこなしてくれました。
しげちゃんは、アラビア語の達人で、スーダン人世界の奥深くに入ることができます。
また、面白い着眼点で物事を考え、私は感心させられることも多々ありました。
しげちゃんの2年間の書生も終わり、ロシナンテスを巣立って行きました。
その後、ドバイで通訳として活躍しましたが、彼は金に執着せず、
必要最低限の金を稼いだのちに、エジプトにわたり勉強を続けていました。
そして、今回新たにロシナンテス・スタッフに加わることになりました。
もう書生ではありません。
27日に東京で理事会があったさいに、挨拶にきました。
しげちゃんは、そのまま家に帰る予定でしたが、
「おまえ、今から秘書をせい!」
と、しげちゃんを私のホテルに引っ張り込みました。
しげちゃんは、着替えも何もなく手ぶらできていましたが、そんなものはお構いなしです。
私は、ものをなくしますし、時間にルーズなところもあり、さらに方向音痴でもあります。
私の秘書は、たいへんなものです。
しげちゃんは、あせだくで私の秘書業をこなしています。
着替えがないので、パンツとシャツを買ってあげました。
そして、夜の席も一緒ですから、私の睡眠時間と同じで3時間程度になります。
一昨日に「たまプラーザ」にある高校時代の友人夫妻の家に泊まりました。
翌日は、高崎までの移動です。
東急で渋谷まで出ないといけないのですが、私もしげちゃんも満員電車は苦手です。
たぶん、二人とも窒息死するでしょう。
それで、裏ワザ。
逆方向に新横浜にでて、そこから新幹線で高崎へと向かうことに。
高崎では、上武大学が午前中の授業を休講にして、私の講演会を予定しています。
学長秘書さんから、9時52分着の新幹線に乗るように言われていましたが、それに間に合わず
10時1分着となりました。
学長さんは、その9分は気が気でなかったと思います。
私のことですから、前日に飲みすぎて眠りこけ、高崎を通過して長野に行ってしまったのではと考えたようです。
私の姿を見つけて、本当にホッとしたと言っていました。
群馬では、3つの講演会が予定されています。
しげちゃんの実力の見せ所です。
それは、次回お楽しみに。
川原尚行
6月11日(木)大阪で川原尚行の講演会を開催いたします。
これが今回の帰国での最後の講演会になります。
関西の方、ぜひご参加ください!
【講演会 開催概要】
ロシナンテス大阪講演会
意志あるところに道は拓けるか ?スーダンでのNGO活動?
・日時 6月11日(木)19時?20時
・会場 大阪市北区民センター2階大ホール
・問い合わせ先 中央広告株式会社内 担当/市口
大阪市都島区東野田町4-17-3 (TEL:06-6351-7986)

6月10日(水)泉佐野市にて川原尚行の講演会を開催いたします。
皆様のお越しをお待ちしております!
【講演会開催概要】
日時 2009年6月10日(水) 18時30分開場 19時開演 (21時15分終了予定)
会場 泉の森ホール2階 レセプションホール
(泉佐野市市場東1-295-1)
*参加費 無料
*定員200名になり次第、入場制限をさせて頂きます。
主催 社団法人泉佐野青年会議所・泉佐野商工会議所青年部
鹿児島講演会に参加してくださった生駒さんより
終了後にメールをいただきました。
ありがとうございます!
ブログでの紹介の了解を得ましたので掲載します。
========================================
鹿児島中央駅で、お二人を待っていた、鹿児島弁の生駒です。
なごむなぁと言ってくださってどうもありがとうございました!
鹿児島に生まれてよかったと改めて思いました。
本日は、本当にどうもありがとうございました。
さきほど、友人から
「500円で本当にいいお話を聞けてよかった。自分の今の生活に、良い刺激になった。」
とメールが届きました。
私自身の感想も記そうと思い、1時間たったのですが、言葉がまとまりません。
まとまりませんが1つ。
私は、静岡大学時代、(私にとっては)たくさんの人が亡くなり、
死に否応なく向き合いました。とてもつらい時期でした。
その後、姉の出産に立ち会いました。甥が元気に産まれました。
命は、生まれてきて、死んでいくんだなと実感しました。
当たり前のことなのですが、この実感は大きなものでした。
そのことを、川原さんのスライドを見ながら、思いました。
本当にどうもありがとうございました。
またお会いできる機会を楽しみにしております。
鹿児島大学医学部医学科3年
生駒 尚子
遠征2日目も無事終わりました。
朝一番で大阪から東京へ入り、ニューオータニでの昼食会にでかけます。
いつまでたっても、東京に不慣れな私も、今回は気合を入れて事前調査を行い、
羽田(飛行機で大阪から移動です)から、モノレールで浜松町、そして新橋で
銀座線に乗り換えて、赤坂見附でおりて、徒歩3分と頭に入れていました。
順調に、浜松町まで来て、目の前の電車に乗りました。
新橋で降りようとすると、なんと通過するではないですか。
京浜東北線は、新橋に停車しないのを知りませんでした。
仕方なく、東京駅で降りました。
全くの想定外で、駅員さんに道順を聞きました。
丸ノ内線で、四谷で下車と教えていただきました。
四谷で降りましたが、どの方向なのか分からず、道行く人に聞きます。
「あっち」
と指さされ、その方向に向かいます。
時計を見ると、約束の時間にギリギリなのが判明。
でかく重いカバンを持ちながら、全力疾走です。
駅から、ホテルまでが下り坂なのが、幸いしました。
歩道を行くのも人通りが多く、車道をコロコロのついた大きなカバンを転がしながらでの、疾走です。
しばらくして、再び通行人に道を聞きます。
「ニューオータニはどこですか?」
「目の前の建物だよ」
「どっから入ればいいんですか?」
「目の前の坂を登って、右に入れば入口だよ」
とんだ田舎者と思われたでしょう。
その上り坂をダッシュします。
そして、約束の時間にほんの少し遅れる程度で到着しました。
もう、汗だくです。
忙しい日のスタートとなりました。
食事会を終え、明治大学での講義に行きます。
その後、会議があるので、その場所に移動。
そして、懇親会。
気がつけば、いつものごとく次の日になっています。
今日の宿は、安西大先輩と海原と私で3人一緒に和室で「川」の字で寝ることになっています。
そこへ、スーダンに気が正式に決定した「しげちゃん」も泊まるようになり、「川」の字に点が入ることになりました。
いびきのうるさい安西先輩に惑わされることもありませんでした。
そして安西先輩の「今、何時か?」の問いかけで目が覚めました。
しげちゃんが、「5時です」と答えます。
7時51分出発の電車ですが、メールチェックもあるので、5時から起きだします。
また、忙しい一日のスタートです。
川原尚行
今、大阪のアパホテルにいます。
午前中に、北九州で仕事をこなし、新幹線で大阪に出てきました。
大阪でも、目まぐるしく動き回り、高校ラグビー部の3つ下である市口くんを翻弄してしまいました。
ごめんなさいね。
さて、相変わらず老人体質である私は、4時30分に目がさめ、いそいそとパソコンに向かって作業をしております。
もうすぐ、伊丹空港へと行き、東京へと向かいます。
そうです、昨日から長期ロードになっています。
だれが、こんなスケジュールを組んだんだ!(私です)
って、くらいにすごい日程となっています。
北九州→大阪→東京→群馬→東京→熊谷→東京→札幌→東京→北九州
→東京→北九州→東京→北九州→東京→北九州→大阪→スーダン
一昨日の夜、会合で酒を飲んで家に帰りました(相変わらず、飲んだくれています)。
息子と十分に話す時間もなかったので、2階の彼の部屋へと向かいます。
息子は、布団の中でしたが、そこへもぐりこみ、話しこみました。
先週末は、福岡県大会の準々決勝があり、東筑高校に勝利しました。
見に行きたかったのですが、末娘の運動会のために、行けませんでした。
そして、この週末に準決勝がグローバルアリーナで14時15分からあります。
私は、このときも東京におり、応援に行くことができません。
そのために、夜中の布団談義となったのです。
彼の熱いラグビーへの思い、さらに彼はラグビーの先にあるものまで見つめているようです。
私は、自分が高校生のときには、まだガキでそんなことまで考えが及びませんでした。
知らない間に、息子はとてつもなく成長していました。
「ごめんな、準決勝に応援に行けなくて」
「いいよ、父さんが見てると思って頑張るよ」
酔っぱらった親父が、夜中に布団に入り込んでいき、そして話しかけてくるという
嫌がられるに違いない状況の中、息子はきちんと話をしてくれました。
おれも、息子に負けないくらいに頑張ります!
この日曜日にグローバルアリーナで準決勝があります。
相手は、筑紫高校です。
頑張れ!小倉高校ラグビー部。
川原
鹿児島講演会実行委員の佐藤政宗さんより
講演会の感想を頂きましたので掲載させて頂きます。
昨日はお世話になりました
役割上、会場の中でお話を聞く時間は少しだったのですが、どんな想いで活動されているのかがしっかり響いてきて、自分に出来ることをもっともっとやっていきたいと熱くなりました。
何より打ち上げの席でお話させていただいて、川原さんの眼差し、言葉に心の奥底が熱くなりました。
自分も2009年05月23日を忘れることはないと思います。
ご縁をいただいた五藤さんにも本当に感謝しています。
自分は環境問題を軸に活動していますが、すべて繋がっていると思っているので、ウガンダやコンゴの元少年兵の支援などもしています。
昨日は農業のお話をされていましたが、自分も無農薬無肥料で畑を作っていて、将来的にも農業は不可欠な役割であると思っています。
アフリカに関わっていたり、農業に興味があったり、自分は14年間サッカーをやっていることなど、川原さんとの共通点が多くあるように思うので、是非これからも繋がっていきたいです。
よろしくお願いします。
鹿児島講演会実行委員会
農学部 佐藤政宗
講演会終了後、皆様よりたくさんの熱いメッセージを頂いています。
ブログやホームページ上に掲載しても良いという方は
ご連絡ください。
その際には、お名前などを掲載して良いかを明記してください。
どうぞよろしくお願いします。
この日曜日に末娘の運動会に参加してきました。
昔は一学年、百人以上いたと記憶していますが、今では20名くらいしかいません。
それでも、いろいろと工夫して企画されており、地域の人たちをも巻き込んで楽しい運動会でした。
私は、スーダンで小さな運動会をやったことがあり、その運営が大変だったことを思い出しました。
実は、運動会を運営することはまったく日本的な組織力を身につけるのに、実に良い教育だと思います。
リレーをする際には、チームの皆を応援し、それもきちんと座って応援しないといけません。
次の走者は、第3コーナーの順番でインから並びます。
これを、小学1年生もやるのですから、改めて日本人の組織力の源泉を見たような気がしました。
また、人数が少ないための工夫として、1年生と6年生、2年生と5年生が一緒になっての競技があり、
これは上級生が突っ走ってもダメで、下級生を気遣わないとうまく行かない競技です。
自然と、下の子を思いやることになります。
地域の人の参加もあり、私は「オクラホマミキサー」を小学生たちと踊りました。
すんごく、懐かしいダンスでしたが、体が覚えていたのでしょうか、うまく踊れました。
ひとりひとりと話を交わします。
名札を見ると、懐かしい名前があります。
そうです。私の友人の子供が同じ学校にいるのです。
「お父さんによろしくな」
児童の中に、障害を持った子供がいました。
彼がいることによって、そのチームは不利をこうむるのですが、それでも周囲の児童が必死に
その子をサポートしている姿が見えます。
先生方も、できるだけ周囲の児童にサポートさせ、それでもだめなときは、手を出すようにしていました。
きっと、彼自身も楽しい運動会であったと同時に、その周囲の児童も素晴らしい運動会であったと自覚するはずです。
障害を持った子供さんの教育は、その子だけでなく、間違いなく周囲の児童にも良い影響を与えていると思います。
もちろん、勉強自体は進行具合が遅くなることもあるでしょうが、そんなことよりも、もっと大切なものを周囲の児童はつかんでいると思います。
それにしても、小学校の運動会に、「日本的」なものを見ましたし、
私自身、とても楽しいひと時を過ごせました。
私の末娘が2年生で小学校に通っていることに、感謝ですね。
川原尚行
私の久留米での講演会に、わざわざ鹿児島から一人の学生さんが来てくれました。
そして、講演会後、私のところに来ました。
「鹿児島でも講演をしてください」
「それなら、お前がアレンジをして、俺を呼んでくれよ」
それが始まりでした。
昨日、鹿児島で初めての講演会でした。
なんと、350名の聴衆。
自由参加で、しかも有料にもかかわらず、こんなに多くの方々が集まってくれました。
私への歓迎の意味で、アフリカの太鼓と舞が催されました。
私は、自分自身が舞台に出たい気持ちを必死でこらえ、
最後まで後方の席に座っていました。
「川原さん、前へお進みください」
と言われ、階段を駆け下り、ジャンプをして、登壇しました。
最初から、学生さんが気合を入れて、この講演会を行ってくれていたのが、理解できたので
こちらも今までで最高の気合を入れて行いました。
気合が入りすぎ、予定の時間を大幅にオーバーしての講演会でしたが、
皆様方は最後まで、聞いてくださいました。
講演会後、鹿児島実業の生徒さんが壇上に上って、感謝の言葉を述べてくれました。
それで終わりと思いきや、彼女たちは書道部だそうで、パフォーマンスを行ってくれました。
大きなたて看板に、大きな筆を持ち、言葉を書き始めます。
黒い墨で書くものと思っていたら、ピンクの墨です。
最後に「絆」と大書されます。
そして、会場の照明が落とされ、
生徒さんたちが大書した文字が浮き上がりました。
そうです、蛍光塗料での書だったのです。
そこに浮かび上がる「絆」の文字。
私の頬を自然と涙が流れてきました。
こんなに感動したことは、ありません。
私の言ったことを、生徒さんたちが魂のこもった「書」で私に送ってくれました。
平成21年5月23日。
この日を、私は一生忘れません!
鹿児島大学の一人の学生さんから始まり、本当に素晴らしい会になりました。
講演会の裏方を務めてくださった、学生さんたち、魂のこもった書をしてくださった高校生たち、
そして聴衆の皆様、本当にありがとうございました。
私は、鹿児島の地にほれ込みました。
ここには、「何か」があるのです。
川原尚行
第2回ロシナンテス東京講演会の開催が決定いたしました!
1年前に初めて一般向けに東京で開催した第一回の講演会には
100名近い方にご来場して頂き、大盛況でした。
情熱大陸放映後、初となる今回の講演会も
多くの方のご来場が予想されます。
定員に達し次第締め切りとさせて頂きますのでお早めにお申込ください。
第2回ロシナンテス東京講演会
NPO法人ロシナンテス代表・川原尚行による第二回東京講演会開催決定!
今回の講演会テーマは「遠回り」
設立4周年を迎えたロシナンテスの活動の軌跡とこれから目指す道の先にあるもの
スーダンで「遠回り」したロシナンテたちだからこそ出来ることがあります!
講演会詳細ページはこちら
http://www.rocinantes.org:80/tokyo0906/
■日時 2009年6月7日(日) 13時開場 13時30分開演
■会場 海洋船舶ビル 10階 会議室
〒150-0001 東京都港区虎ノ門1-15-16
■アクセス 地下鉄銀座線「虎ノ門駅」4番出口より徒歩2分
(桜田通りを神谷町方面へ1階がJTBのビルの10階です。)
■参加費 1000円
(皆様からの参加費はロシナンテスの活動費用に充てられます)
■定員 120名
※席に限りがありますので、できるだけ事前に申し込みいただきますようお願いします。
定員に達した場合当日入場できない場合がございますのでご了承下さい。
■お申込方法 ・講演会ページよりオンラインフォーム
・メール info@uniph.com
(お名前・フリガナ・住所・電話番号・メールアドレス・参加人数をご記入ください)
・FAX 03?6303?2614
(こちらの用紙をプリントアウトして送信してください。
プリントアウトできない方は、
お名前・フリガナ・住所・電話番号・メールアドレス・参加人数を明記し送信してください)
・電話 03?6303?2613
■運営 株式会社UNIPH (ご不明な点がございましたら山本宛にご連絡ください)
5月6月に開催される講演会等のスケジュール一覧はこちらです!
http://blog.rocinantes.org/2009/05/200956.html
私がスーダンにいるときに、京都大学の院生である丸ちゃんから
「この本面白いから、読んでくださいよ!」
と言われました。
渡辺京二さんの「逝きし世の面影」
少し厚い本ですが、一気に読んでしまいました。
幕末に日本を訪れた外国人の目をとしての、当時の幕末から明治初期の日本の一般人の暮らしぶりを
紹介したものです。
「貧しいけれども、幸せそうに暮らす人々」
「人と自然との調和」
それらの状況が、異人さんたちが語っているのです。
この状況は、私が異人の存在である現在のスーダンの立場と同じことです。
私も、彼らと同様の思いをしています。
「なあーんにも、ないけど、何かがある」
その何かを日本に伝えたくて、現在日本で講演会を行っているのです。
著者の渡辺京二先生は、河合塾福岡校で長年教鞭をとられていた方です。
そして、熊本在住なのです。
偶然にも、熊本大学で講演が組まれており、外科の教授の馬場先生に
スーダンから、またしても厚かましく
「渡辺京二さんにお会いしたいのです。何とかお願いします」
との、不躾なメールを送らせていただきました。
そして、馬場先生が渡辺先生との会談をセットしてくださいました。
閑静な熊本の住宅街にある住所のみを頼りに、
馬場先生と私は、番地を一つ一つチェックしながら、渡辺先生の家を探していきます。
ずいぶんとアナログな方法ですが、これはこれで面白いものです。
少し分かりにくかったですが、渡辺先生のご自宅を見つけ、お邪魔いたしました。
最初にお会いした際には、
「こいつは、何だ」
というような感じもありましたが、話が進むにつれて、笑顔でいろんなことを語ってくれましたし
こちらに多種多様な質問をされました。
その中で、普通の方がスーダン、アフリカに関する知識より、
はるかに幅広いものをお持ちであり、逆に私のほうが驚いたしだいです。
「なぜ、そんなことまでご存知なのですか?」
「常識です」
これには、まいりました。
渡辺先生は、昭和5年生まれです。
この年代の方々にとっての常識は、我々世代の常識をはるかに超えて大海のように広がっています。
以前、同年代の高校ラグビーの先輩(北九州市役所にご勤務されていました)のご自宅に挨拶に伺った際に
その蔵書の素晴らしさに驚いたことがあります。
これなども、先輩の常識だったのでしょう。
いわゆる教養を身につけていた昭和一桁の方々。
ほんとに尊敬に値します。
まだ、私も遅くありません。
若い人達に
「それは常識です」
と、さりげなく言えるように、教養を身につけて行きたいです。
最後に馬場先生、医局長の堀尾先生本当にありがとうございました。
川原尚行
5月6月に開催される講演会等のスケジュール一覧はこちらです!
http://blog.rocinantes.org/2009/05/200956.html
一昨日は、朝一番で九州大学へ向かい、それから熊本大学へと行きました。
医学部の一年生達が中心となって、私の講演会を開催してくれました。
今まで、熊本大学では何度か講演を行ったのですが、数十人の聴衆でしたが、
今回は、学生さんたちが非常に頑。張ってくれて、300人近い人たちが、いらしてくれました。
彼らが一年生だった事もあり、高校、そして予備校にもチラシを配ってくれ、多くの若者が、聞きに来てくれました。
このように、学生さんが一生懸命に頑張っており、これがまた私のエネルギーになります。
本当にありがたいことです。
熊本でおいしいラーメンを食べる時間もなく、朝6時に出発して熊本空港から羽田に着き、
そして自治医科大学へと向かいます。
ここでは、あらゆる施設を紹介して頂き、また感染症対策、地域医療に関して意見交換を行いました。
その後、なんとラグビーの練習をしてくれとの依頼があり、その場でジャージに着替え、
腰が大丈夫かな?と心配しながら、アップをはじめました。
ここ数ヶ月腰痛に悩まされていましたが、腰の調子がよく、思ったより走ることが出来ました。
練習後、寮の風呂に部員さんたちと入り、のぼせ気味になりながら、講演会を行いました。
その後、学生さんとの懇親会で、夜遅くまでおいしいお酒を頂きました。
2時間くらいの睡眠で、東京行きの列車に乗ります。
各地で、いろんなものを頂いているため、重くなった荷物を引きずりながら、
東京の街を駈けずり回りました。
体は疲れていますが、夜の会合は最高なものであり(酒なしです)、頭はさえています。
明日は、7時半の飛行機で福岡に入ります。
NHKに生出演します。
私の体力は、いつまで続くのでしょうか?
川原尚行
北海道大学での講演会開催が決定いたしました!
川原尚行医師 NPO法人&国際NGOロシナンテス理事長公開講演会
”意志あるところに道は拓けるか?スーダンでのNGO活動?”
NPO法人&国際NGOロシナンテスは、スーダン共和国において医療を軸とする支援活動を実践しており、
1月11日には毎日系テレビ番組「情熱大陸」でもその活躍ぶりが紹介されました。
本講演では、国際医療協力の現状について、現場から、魅力的な話題が提供されることと思われま
す。
「本当の幸せとは何でしょうか?日本は物質的には豊かですが、社会に閉塞感がありませんか。」
川原医師と一緒に、あなたも考えてみませんか。
【開催要項】
日 時:2009年6月1日(月)18:30?20:30
講演者:川原尚行医師 NPO法人ロシナンテス理事長
場 所:北海道大学クラーク会館 大集会室
主催:北海道大学IFMSA、札幌医科大学IFMSA
事前の申し込みは必要ありません。参加費は無料です。
お気軽にご参加ください!
【講演会運営担当】
木場 宣宏(北海道大学医学部医学科4年)
Eメール nobpod@gmail.com
5月6月に開催される講演会等のスケジュール一覧はこちらです!
http://blog.rocinantes.org/2009/05/200956.html
眠れない日々が続いています。
別に不眠症であるわけでなく、眠れないことが苦痛となっているわけでもないのです。
以前、外務省を辞め、スーダンへの再渡航の準備をしているときは
平均睡眠時間は3時間くらいでした。
コンピューターのように、頭が常に回転していて、眠りに就くことができなかったのです。
そこまでは、ひどくないのですが、12時に寝て、自然と4時に目が覚めました。
家内と子供が寝ている横で、コンピューターをかちゃかちゃいわせ、
それから、家を出ます。
今日から遠征のスタートですので、地元の神々にあいさつに出かけました。
1時間くらいかけて、3つの神々にあいさつを行い、遠征を無事乗り切ることをお願いしました。
家に帰ると、長男が起きだします。
高校の朝補講が7時半スタートで、朝6時前には起きます。
朝食を長男と一緒に食べ、遠征の準備を行います。
大半は、家内がしてくれました。
そして、8時半までに九州大学に行かねばならず、高速バスに飛び乗ります。
今日は、九州大学医学部、そして熊本へ移動です。
遠征のスタートです。
体調管理(いわゆる酒の飲みすぎ)には、くれぐれも気をつけて
関係者の方々にご迷惑をかけないようにしてまいります。
川原尚行
昨日は、チャリティーウォーキングで大人15名、子供3名(1名は胸の中)の参加をいただきました。
あいにくの雨の中でしたが、これも趣だとおもい、学生時代のラグビー以来のずぶ濡れの良い体験でした。
私の小学生時代の遊び場のコースでしたので、私は一人悦に入り、雨の中うきうきしておりました。
そして、小学生時代の友人の家を訪ねて
昔ながらに
「?くん、あそぼ!」
と声をかけて回りました。
あいにく、私の友人は、もうふるさとを離れていってしまいましたが
ご両親は、まだ健在で
「川原君ね?、久しぶりやね?」
といって迎えてくれました。
そして、猪倉の地名の通り、猪が出る峠を越えていきました。
峠の途中、竹の葉が道のみでなく山の斜面一面に降り積もっており、
これがなんとも言えず、素晴らしい一枚の絵のようでした。
私は、絵は上手ではないのですが、この光景は私の胸にしっかりと刻みこめられました。
晴天ではなく、雨天での山の光景は、格別のものでした。
参加してくれた小学1年生には、つらい行程だったのか、泣き出しましたか
これも勉強ですね。
泣いても、どうしても車は来ない山の中です。
自分の足で歩くしかないのです。
そして、やっとのことでたどり着いた「あじさいの湯」
で、一風呂あび、あとはビールをいただき、
極楽そのものでした。
私のわがままから、行った今回の行事でしたが、皆様にも楽しんでいただけたようです、もちろん、私も楽しかったです。
さて、その次の日、朝から家族のための食事を作り、事務所に向かい、そして福岡の大学に行きました。
大学では、予定より、いろんな方との話が続き、北九州への帰りが遅くなりました。
そうです、今日は家内とデートの約束をしてました。
明日から、長期の遠征に出ますし、もうゆっくりとした時間が持てないので、
家内と約束したのです。
子供には悪いのですが、ご飯を食べさせ、
「お父さんたたちは、デートしてくるね」
といって、家を後にしました。
すし屋に行ったのですが、そこは休みで
仕方なく、近くの居酒屋に行きました。
このお店は開店してから15年もたっているようですが、私は初めてでした。
話をしていくと、地元の話でずいぶんと盛り上がりました。
「あんたは、本当に地の人やね」
と店の親父さんと話していると、そこにいるお客さんも話に参加してこられ、
話していると、近くの開業医の先生でした。
わたしの 小学校、中学校、高校の大先輩でもあり、
ずいぶんと杯を重ねていきました。
その開業医の先生は地域医療を一生懸命にされています。
私は、本当に尊敬します。
私の留守中に私の家族をよろしくお願いしますといって、
家に帰りました。
すると、ラグビーの練習を終えた息子が、
「今日、あの居酒屋におったやろ」
といいます。
どうも、学校からの帰りに、この居酒屋の窓をのぞいたようです。
街中にある大手チェーン店の居酒屋と違って、このように地域に根ざした居酒屋さんの
価値というものを再認識しました。
居酒屋のおかみさんも、高槻小学校の大先輩でしたから。
また、行きたいと思います。
昨今は、このような郷土愛に燃えております。
川原尚行
昨日は、ロシナンテス総会を小倉で開催しました。
東京から来られた方をはじめ、甘木、福岡からも来られ、本当に感謝いっぱいの気持ちです。
今回は、第3回目の総会であり、手前味噌ですが、回を重ねるたびに充実した会になってきております。
私自身の性格はズボラであり、チャランポランなものですが、周囲の方々の素晴らしい働きで会が成功いたしました。
参加してくださった方々、本当にありがとうございました。
この経済状況のなかで、活動を継続していくためにも、今年が勝負だと思っております。
しっかりと、頑張りたいと思います。
さて、今は日曜日の朝。
雨が激しく降っていますが、予定通りチャリティーウォークを行います。
途中、小さな峠を越えるところもあります。
雨で滑ることもあるでしょう。
私自身、滑って転んで泥まみれになって、歩きたいと思います。
そして、自然の厳しさを感じてきます。
最後は、「あじさいの湯」という河内の温泉です。
泥まみれになった後に、温泉につかるという最上の愉しみをしてきたいと思います。
我が家の物干し竿に、末娘がつくったたくさんの「テルテル坊主」がぶら下がっています。
願いはかないませんでしたが、雨の中を末娘と一緒に転んできます。
川原尚行
5月6月に開催される講演会等のスケジュール一覧はこちらです!
http://blog.rocinantes.org/2009/05/200956.html
昨年末から続く、腰痛ですが、帰国前はランニングなどもできて、腰痛も軽減していったのですが、
帰国してから再び腰痛が激しくなってきました。
昨日は、今シリーズ2回目の講演があり、腰痛が悪化しました。
朝一番で、近くの「たけもと整骨院」に行きました。
ここは、私の末娘(7歳)以外の家族全員がお世話になっているところです。
ここへ行き、矯正、マッサージ、電気をしていただき、随分とよくなりました。
あとの19箇所の講演を乗り切らないといけません。
一番すごいのが、午前中に1時間半、午後に1時間半、夜に2時間の講演会があります。
なんと、計5時間の講演会です。
でも、小学校の先生は毎日ずっと授業ですから、先生方と比べたら、私なんかはまだまだですね。
5月の終わりは、ラグビーをしようと思っていたのですが、それも無理のようです。
残念ですが、仕方の無いことです。
岩間さんも、海原も腰痛のようで、ロシナンテスの中年軍団に腰痛妖怪が襲っているようです。
明日も、たけもと整骨院に行きます。
整骨院の皆様、よろしくお願いします。
川原尚行
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以前に、ブログでも書きましたが、17日(今度の日曜日)に以下の行程で行いたいと思います。
9時00分荒生田東公園
10時30分東河内登山口着
◇休憩10分間
10時40分東河内登山口発
11時40分皿倉平
11時55分皿倉山頂
◇50分間休憩昼食
12時45分下山開始
13時45分あじさいの湯着・入湯
15時00分あじさいの湯発(無料バス利用)
あじさいの湯を出る到津行きのバスは
10時45分
12時00分
13時00分
15時00分
16時00分となっています。
心配される天気ですが、雨天決行でまいります。
なお、雨天の場合は、登山は厳しいので公園から「あじさいの湯」までとします。
荒生田東公園へは、西鉄バスの荒生田公園下、もしくは高速バス(いとうづ号)も停車する「七条」
で下車して、スピナを目指してください。
車で来られる方は、スピナの駐車場をご利用ください。
なお、参加ご希望の方は、直接私に連絡をいただくか、
事務局093?922?6470もしくは
rocinantes-sudan@hotmail.comまで連絡をお願いいたします。
川原尚行
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朝、仕事で出先にいると、家内から電話が入ります。
昨日の長男のダウンに引き続き、長女もダウンとのことで、中学校から連絡があり
早退しているとのことです。
急ぎ、予定を変更して自宅へと向かいます。
ぐったりとした長女が寝ていました。
本当に仲の良い兄妹ですね。
ダウンするのも、一緒です。
午後からは、山口大学に行かないといけないので、家内に昨日と同様に
柏木先生のところに連れて行くようにして、家を出ました。
柏木先生、連日にわたり、本当に申し訳ございませんでした。
さて、九大から学生の島垣くんが「お手伝いします!」とわざわざ駆けつけてくれ、
彼の運転により、山口大学医学部がある宇部へと向かいます。
今回の講演会は、3月にスーダンを訪問した阿部さんが企画してくれたものです。
彼女は、本当に小さな体で、そのどこにそんなパワーが潜んでいるのかと思うくらいに
精力的です。
講演会の宣伝が新聞に載っていったり、講演会場に行くとNHKが取材に入っていました。
彼女の行動力には、本当に頭が下がります。
彼女は、どれくらいの聴衆が集まってくれるのか、心配で夜も寝られない状態だといっていましたが
行ってみると、会場が満席になりました。
私は、彼女の頑張りを知っているだけに、胸に迫るものがありました。
講演後の質問もたくさんあり、中には鋭いものもありました。
阿部さんをはじめ、山口大学の学生さんたちのおかげで、素晴らしい講演会ができました。
本当にありがとうございました。
そして、再び島垣君の運転する車で帰路に着きます。
彼は、福岡まで帰らないといけません。
また、車は私の父の車を借りていますので、それも返さないといけないので、
まずは、彼を最終列車に乗せるために八幡駅に向かい、何とか列車に間に合いました。
島垣くん、ありがとうございました。
大学の後輩でもあり、ちょっぴり虐めましたが、感謝していますよ。
気がつけば、雨がひどく降っています。
一旦、我が家へ行き、荷物を車から降ろして、スーツを脱ぎ、
ジャージにカッパ姿になります。
我が家と両親の住む実家とは、歩いて十数分、自転車で5分といったところでしょうか。
車を駐車場に止め、自転車で雨の中、再び我が家へと向かいます。
ずぶ濡れになって、中学校の前を自転車を漕いでいると、中学校の警備員に変質者に思われたのでしょうか
警備員は、懐中電灯をこちらに照らし、携帯電話で通報しているようでした。
こちらは、それどころではなく、必死に雨の中を自転車をこぐだけです。
まあ、はたからみると深夜に雨の中を中年のおっさんが自転車をこいでいるのは、変質者に見えますよね。
やっと、家に着いたのは、深夜12時半でした。
風呂に入って、メールチェックをすると17日のチャリティー登山に関して、永松先輩からのメールが入っています。
あー!告知しないといけないなと思いつつ、また週末は雨の予想でもあり、どうしようかなと思いながら、
別のメールでの仕事を簡単に済ませ、床に就きました。
早朝4時に長男が勉強するための目覚まし時計でこちらも目が覚め、これを書いています。
山口の学生さんたちから受けた良い刺激で私自身も興奮しているようですね。
3時間くらいしか、寝られませんでした。
さあ、今日も頑張ります!
川原尚行
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昨日から日本での仕事始めです。
事務所に向かいます。
事務所といっても、表向きは車の販売会社です。
事務局長の海原一家が経営している会社です。
そこに、電話と机を置かせてもらい、ロシナンテス事務所としています。
私にとっては、とても居心地がよく、「男がつらいよ」の団子屋のとらやと同じイメージです。
日本に帰ってきたという実感がわきます。
仕事をこなし、我が家へといったん戻ります。
日曜日のラグビーの練習から戻った息子が調子が悪いといっており、下痢と発熱でダウンしているためです。
彼を病院へと連れて行こうと思いますが、保険証がありません。
これは、家内が一年契約での仕事のために、まだ保険証ができていないのです。
無理の言えるところといえば、私の大学時代のラグビー部の後輩が開業したと聞いておりましたので
そこに連れて行きます。
保険証は出来次第送るということにして、診察してもらいました。
ついでに私も腰痛のために、診察室にあるローラー付のウォーターベッドでマッサージを受けます。
これが、結構気持ちよいもので、腰痛持ちの方は、行かれたらよいですよ。
観山荘前にある柏木内科でした。
柏木先生、それに診療所の皆様、本当にありがとうございました。
息子と家に戻り、大量の買い物をして、カレーを作りました。
そして、高速バスに乗って大学へと向かいました。
前原先生に挨拶をしたあと、桑野大先生とスーダンに来た学生2名と会食です。
桑野先生の衰えを知らないパワーを感じます。
学生たちは、「九大にこんな教授がいるとは!」と驚いていました。
私も桑野先生に負けないように、頑張ることにしましょう。
帰宅したのは、12時過ぎ。
忙しい、仕事始めの日でした。
川原尚行
昨日、電話にてNHKラジオの取材を受けました。
私は、今まで数多くのインタビューを受けているのですが、たまに、ピントがぼけたものや、
こちらをしらけさせるような質問を受けたりもします。
しかし、NHKラジオの聞き手の方々には、本当に感心しました。
質問の項目は、あらかじめメールで送って手元にありましたが、私が脱線しそうになっても
もとの質問に戻るように、うまく誘導してくださいました。
インタビュアー(聞き手)というのは、簡単そうでも、なかなか難しいものです。
いかに、話し手の気分を乗せ、意欲的に話をするようにもっていくかの技量が要ります。
NHKラジオの後藤さん、大輪さん、お二方とも本当に素晴らしかったです。
なお、この模様は、5月31日午後6時20分からNHK総合の「地球ラジオ」で放送される予定です。
興味のある方は、ぜひともお聞きになってください。
川原尚行
5月6月に開催される講演会等のスケジュール一覧
http://blog.rocinantes.org/2009/05/200956.html
スーダン出発、当日の朝、笑ってしまうくらいのすごい砂嵐でドーハからの飛行機の到着が遅れ
定刻よ4時間遅れでスーダンを出発できました。
私はインターネットで情報をつかんでいましたので、空港へは遅れて到着しましたが
情報をつかんでいなかったスーダン人の乗客は、空港ロビーでたいそう疲れて待っていました。
ドーハまで3時間半、そして4時間くらいの待ち合わせで、関空行きの飛行機に間違いなく乗れました。
飛行機の中では、目がさえて、映画を二本見ました。
「おくりびと」、「私は貝になりたい」です。
「おくりびと」は、本木さんの演技がすばらしかったですね。
誰もが嫌がる納棺師の仕事を頑張り続け、その仕事から「死があっての生」を見るようになった
主人公とその妻。
それに、中央と地方、さらに親子の絆も描かれていて、飛行機の中で涙を流しました。
「私は貝になりたい」は、皆様もご存知のストーリーですが、特に子供たちとのシーンには
泣かされました。
飛行機の中の食事の後に、ブランデーを飲みながら見たものだから、始末が悪いものです。
横に座った中東のおじさんには、さぞかしおかしな日本人に映ったでしょう。
さて、10時間かけて関西空港に到着しました。
新型インフルエンザの影響でかなりな時間の入国審査があるだろうと予想していたのですが、
それはアメリカ方面からのみのようで、中東からの便の乗客は、普通どおりに入国できました。
そして、「はるか」と新幹線を乗り継いで、小倉に到着しました。
そこには家族全員で迎えに来ていました。
ようやく、実家に着いたのが夜の10時前、スーダンの事務所を出てから26時間かかりました。
10時半から、以前に助成を申請していた団体からの電話インタビュー(何せ忙しく、この時間帯しかありませんでした)。
そして、メールチェックをするとスーダンからあまりよくない知らせもあります。
なんとかしないといけませんが、これは私がスーダンに戻ってからの仕事でしょうか。
今朝は、時差ぼけか朝5時に目が覚め、体を清めて、近くの神社に帰朝報告を行い、
いま、ブログを書いているところです。
隣で寝ている嫁さんは、いい迷惑でしょうね。
今回の帰国は、今まで以上のスケジュールを組んでおり、体調管理だけはしっかりとして予定をこなしていくつもりです。
まずは、娘のバレーの応援にいってきます。
川原尚行
2009年5月に川原尚行が日本へ一時帰国いたします。
講演会やイベントなどを予定しております。
ご都合のつく方はぜひご参加ください!
■5月9日(土)17時?19時 [ラジオ放送]
ロシナンテス代表理事川原尚行「大人の音楽畑」に生出演!(FMラジオ)
FMキタQ(北九州市内)78.5Mz
【終了しました。ラジオをお聞き頂いた方、ありがとうございました!】
■5月12日(火)19時?20時45分 [講演会]
「本当に価値あるものを見つけるために?スーダンでのNGO活動?」
山口大学(医学部)小串キャンパス 医学部総合研究棟1階 S1講義室
詳細⇒http://blog.rocinantes.org/2009/04/post_421.html
※事前申込不要 参加費無料
【終了しました。たくさんの方のご来場まことにありがとうございました!】
■5月14日(木)17時30分?18時30分 [講演会]
第26回 日本呼吸器外科会総会市民公開講座 兼 特別講演
「医療の国際支援 意志あるところに道は拓けるか ?スーダンでのNGO活動?」
北九州国際会議場 1階 メインホール
詳細⇒http://blog.rocinantes.org/2009/04/post_408.html
※事前申込必要 参加費無料
【終了しました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました】
■5月15日(金)19時30分?(18時30分開場) [講演会]
「川原医師を囲んで」北九州市パーキングメーター主催特別講演会
住所:福岡県北九州市小倉北区紺屋町5?16紺屋町名店街ビル3F
電話:(093)531?8837
詳細⇒http://www.geocities.jp/parkingtakaltd/
※事前申込必要(限定30名) 参加費無料
【終了しました】
■5月17日(日) [イベント]
ロシナンテス・チャリティーウォーク「川原医師と歩こう!」
猪ノ倉峠?河内貯水池?皿倉山(山頂にて食事休憩)?あじさいの湯
詳細⇒http://blog.rocinantes.org/2009/04/post_411.html
※事前申込必要
【終了しました】
■5月19日(火)18時? [講演会]
川原尚行 ロシナンテス代表理事長 講演会
熊本大学医学部総研3階セミナー室
問い合わせ⇒熊本大学大学院消化器外科医局(096-373-5211)
後援 熊本県医師会、熊本市医師会
■5月22日(金)11時30分?12時 [テレビ出演]
「ぐるっと8県九州沖縄」の「金曜トークサロン」のコーナーに生出演!(NHKテレビ)
■5月23日(土)13時?14時30分(12時より上映会開催) [講演会]
川原尚行医師 講演会 in鹿児島
鹿児島大学医学部(桜ヶ丘キャンパス) 鶴陵会館
詳細⇒http://kagosima-masato-goto.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300551144-1
※事前申込必要 参加費500円
■5月30日(土)15時?16時30分(14時30分開場) [講演会]
大倉喜八郎記念東京経済大学学術芸術振興会主催 学術講演
今こそ学ぼう!アフリカの分かち合い精神?スーダンでのNGO活動から?
東京経済大学2号館 B301教室
詳細⇒http://www.tku.ac.jp/event/detail.php?articleID=EV00688※事前申込必要(締め切り:2009年5月20日) 参加費無料
■5月31日(日) [ラジオ放送]
NHKラジオ「地球ラジオ」に約8分間、電話取材録音にて出演
■6月7日(日) 13時開場 13時30分開演 [講演会]
第二回 ロシナンテス東京講演会
?ロシナンテス 更なる飛躍と新たなステージへ?
海洋船舶ビル 10階 会議室
アクセス:地下鉄銀座線「虎ノ門駅」4番出口より徒歩2分
(桜田通りを神谷町方面へ1階がJTBのビルの10階です。)
詳細、お申込ページ⇒http://www.rocinantes.org:80/tokyo0906/
※事前申込が必要となります。定員120名(定員に達し次第締め切らせて頂きます)
参加費 お一人様1000円 (参加費はロシナンテスの活動費用に充てられます)
■6月10日(水) [講演会]
泉佐野青年会議所 講演会
■6月11日(木)19時?20時 [講演会]
ロシナンテス大阪講演会
意志あるところに道は拓けるか ?スーダンでのNGO活動?
大阪市北区民センター2階大ホール
大阪講演会詳細チラシ
問い合わせ先⇒中央広告株式会社内 担当/市口
大阪市都島区東野田町4-17-3 (TEL:06-6351-7986)
・各イベント概要につきましては詳細ページ、または掲載チラシなどでご確認下さい。
・イベントにより事前申込の有無や参加費が異なります。
・内容や詳細は変更することがあります。
・イベント・講演会についてのお問い合わせは各担当者へお問い合わせくださいますようお願い致します。
昨日は、朝からハルツーム教育病院に向かい、その後、大使館へ伺いました。
私が勤務していた当時のスタッフは、ローカルスタッフのみです。
もちろん、日本のスタッフの方々とも仲良くさせてもらっていますが、一緒に働いたことのあるスーダン人スタッフには
どちらのほうも、親しみがわきます。
あるスタッフは、通信教育で大学を卒業し、その証明書を見せてくれました。
「ドクターのおかげで、卒業できました」
私が財政的支援を行ったものです。
大使館の日本人スタッフは、2,3年で勤務地が変わっていきますが、
ローカルスタッフは、変わりません。
以前のタンザニアのときも、私のことを温かく迎えてくれたのは、ローカルスタッフでした。
その後、JICAにも一時帰国の挨拶に伺い、私の尊敬する所長さんと話ができました。
この所長さん、本当に素晴らしい方です。
JICAの保健の分野についての今後の方向性に関して、話を伺いました。
また、うちが計画している保健分野のこと、スポーツ事業に関しても、貴重なご意見を承りました。
事務所に帰って、残務をし、食事をしました(霜田君特性の野菜炒め)。
その後、丸ちゃんとサッカーの試合を見に、スポーツバーみたいなところに行きました。
酒はありませんが、水たばこを吸いながらの観戦です。
強烈な試合で、大興奮しました。
バルセロナVSチェルシーで、これは審判がひどかったです。
でも、この「人間がミスをする」ってことをも含めてのサッカーなのでしょう。
興奮冷めやらぬ状態で店を出ようとすると、そこには旧知の中国人がいます。
彼とは、同じ時期にスーダンにきて、彼と彼の父親で中華料理屋を経営し始めたころからの付き合いです。
彼の店にもよく通い、良い意味で店・客の関係以上なお付き合いをしていました。
この店で、練炭の不完全燃焼で一酸化炭素中毒になり、私は一時意識不明状態になり、死にかけたこともありました。
その後、私がロシナンテスを設立し、あまり外食もしなくなって、疎遠になっていたところでの再会でした。
彼は、泣きそうな眼をして、再会を喜んでくれました。
深夜に家にたどり着き、いつものことですが、出国の準備を全くしないまま、せんべい布団に横たわります。
朝起きると、あたりは別世界でした。
「うわー、雪が積もっているように砂が積もってる」
雪なら、ロマンチックですが、砂ですものね。
家の中にも、砂が降り積もっています。
そして、この砂嵐で飛行機が飛ばないこともあります。
そういえば、いつも聞こえる朝の轟音はなく、それは飛んでいないということでしょう。
土曜日にラジオ出演する予定ですが、砂嵐のために出演キャンセルの事態もあります。
ごめんなさいね、FM北九さん。
丸ちゃんが、インターネットで調べてくれた所、3時間20分遅れで出発する予定だそうです。
あーよかった!
川原尚行
メキシコで発生した新型インフルエンザで、世界各国で厳戒態勢が取られているようです。
日本では、幸い今までに感染者の発生を見ていないようですが、いつ感染者が発生してもおかしくないような状況です。
さて、スーダンですが、大多数を占めるイスラム教徒は、その宗教的な教えから
豚を食しません。
しかし、中国人あるいは韓国人もいますので、彼らが豚を飼育しており、
彼らの間では、豚も食されています。
私は、購入したことはありませんが、日本人でも豚肉を購入した方もいます。
スーダン政府のとった政策は、この豚をすべて屠殺するというものです。
はたして、政府保証があったのかどうかは知りませんが、養豚業者にとっては大変なことだったでしょう。
では、日本で行っているような水際作戦をとっているのかというと、これは全くなされていません。
今日、このことをスーダン人医師に問いただすと、
「メキシコは遠い国だから」
とのことでした。
ついでに言うと、彼は
「スーダンはそれよりもマラリア、結核などそれ以上に深刻な状態にある」
それはそうですが・・・。
話を元に戻すと、
たしかに、メキシコは遠い国ですが、メキシコ以外からの感染も十分に考えられます。
そう考えると、先進国のみで、いかに水際作戦を取ろうとも、スーダンのような国では、あっという間に感染が広がる可能性は十分にあります。
それば、現在のグローバル化した世界の、ある意味の弱点であると思います。
このまま、感染が沈静化することをのぞみます。
私は明後日、国際線の飛行機に乗って帰国しますが、私の周囲に感染疑いの人がいれば、私も隔離されますので
帰国後の日程が大いに狂うことも考えられます。
「インシャッラー」
の気持ちで帰るしかないですね。
川原尚行
ロシナンテスにフセインという男性スタッフがいます。
モハメドの大学時代の友人で、ちょうど一年前のモハメドの結婚式でフセインに出会い、
それがきっかけとなって、ロシナンテスで働いてくれています。
彼は、スーダンでは珍しく一人っ子で、結婚して小さな子供も一人います。
家族を故郷に残して、単身赴任でハルツームのロシナンテス事務所で働いて、週末に家に帰るという
日本でよくみられるスタイルで生活しています。
その彼が、深刻な顔をして私に言いました。
「離婚することになりました」
スーダンでは、離婚はよくあることなのですが、理由を聞いてみると
奥さんとお母さんの関係が悪いのが原因だそうです。
日本でもスーダンでも嫁姑問題は、あるのですね。
でも、その争いの時に、彼は、全面的に母親の側に立ちました。
そして、こう言います。
「だって、母親が年老いたとき、誰が世話をするのか?それは嫁でしょう。
その嫁が、母親の面倒を見ずに好き勝手なことをされたら、たまらないから」
そして、奥さんとの離婚を決意したそうです。
私の周りにも、同様のケースがありますが、一応双方の意見を聞いてから判断を下すようです。
スーダンの人は、まず親を第一に考えるようです。
理由が何であれ、です。
私の頭の中には、「孝」という字が浮かびました。
私の両親は、お陰さまで元気にしております。
私のほうが好き勝手をさせてもらい、ろくな親孝行もしていません。
もうすぐ帰国ですが、「孝」の字を胸にしまって故郷に帰ります。
川原尚行
診療を終え、まだ暑い日差しの残る中、女子学校建設現場を見回ります。
途中まで工事が順調に行っていたなか、学校の先生の住居の建設において
設計図では、4.5メートル四方の部屋が、すごく小さく見え、計測すると
3.5メートル四方です。
これでは、狭すぎます。
ロシナンテスのスタッフと協議したりして善後策を練ります。
本当に油断も隙もあったものではありません。
今回は、このようなことのないように、建設に関しての監査官も我々で雇い入れて
工事を監督してのですが、このざまです。
(これは、わがロシナンテスが誇る協力ネゴシエーターのハフィーダ女史の活躍で
工事のやり直しに決まりました)
頭を抱えているところに、電話がかかってきました。
相手は、高校時代のラグビー部同期の友人である大島です。
シンガポールからの電話でした。
彼は、私と同じ1998年に日本を飛び出しました。
私はタンザニアへ、彼はタイへと旅立ちました。
出発する前に、東京で酒を酌み交わしたのを覚えています。
彼は、その後本当に紆余曲折の人生を経て、現在シンガポールにいます。
とってもかわいいタイの美女を奥様に向かえ、これまたかわいらしい娘さんが2人います。
彼は、同じ大学で土木を学び、その後建設会社へと就職していき、
誰もがうらやむような条件であったのに、大手建設会社を辞めて、新天地で働いています。
たぶん、彼の器がでかすぎて(綻びもたくさんありますが)、日本の会社では収まりきれなかったのだと思います。
久しぶりの電話だったのですが、ちょうど学校建設の現場だったので、
「川原おまえ、建設会社はいかに経費を安く抑えるかのみを、いつも考えているとこだよ!」
とのこと
「でも、素人に見破られるようじゃ、駄目だね」
中東のドバイの日本の建設会社で働いている時は、悩みながらも精一杯に生きている姿でしたが、
電話口では、いまは少し余裕がでてきたようです。
「俺も人生のがけっぷちを経験をしたよ。窮鼠、猫をかむで、いまでも猫に食らいついているよ!」
大島がネズミとは想像もつきませんが、さらに続きます。
「はやく、シンガポールに来いよ!一緒に酒飲もうぜ!」
とのことです。
今年中に、シンガポールに途中立ち寄って日本に帰ることにしますかね。
でも、大島と私が一緒に呑むといつもとんでもないことになるので、周囲の人は気をつけてくださいね。
川原尚行
こんなことを語りながらも、いつか酒を酌み交わそうと約束をしますが、
これが、いつどこになるのやら。


