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スーダン情報
ハルツームでは7月8月が雨季になります。
雨季と言っても、日本の梅雨とは違って、1週間に1,2回激しい雨が1時間ほど降る程度ですが。
年に1,2回洪水になるような大雨が降ります。
先日の飛行機事故の時は、今年初めての本格的な激しい雨でしたが、徐々に雨が降りはじめました。
南に行けば行くほど、雨季が長くなり、ハルツームより南に位置するガダーレフ、ハサバラでは、もうだいぶ雨も降るようになっているようです。
さて、雨季が来る前に、ハルツームの事務所でしないといけないことがあります。
下水の処理です。
町の中心部は下水施設があるのかもしれませんが、私たちが住んでいる地域には下水管などありません。
ではどうするかと言うと、敷地内のちょうど駐車スペースの下に、大きな下水槽があります。
台所の水も、洗濯の水も、もちろんトイレの水も全てここに流れ込みます。
中を覗くと、2層式になっているようですが、どういい構造かはよく分かりません。
水分は徐々に土壌に吸収されるようになっているようです。
そうでないと、すぐにあふれてしまいます。
ただ汚物は溜まっていくので、溜まったらバキュームカーを呼ぶことになります。
ところで、田舎の方のトイレはどうなっているのでしょう。
ハサバラ村で人口調査をした時に調べてみました。
結果は、ほとんどの家がトイレを持っていなく、その辺で適当にやっているようです。
家畜があちこちにいて、糞がたくさん散乱しているので、人間だけがちゃんとしてもあまり意味がないのかもしれません。
でも、衛生上よくはないので、ロシナンテスとして何かできないか模索中です。
ただ、トイレもあるところにはあります。
私が村にいる時は、診療所の立派なトイレを使いますが、普通の家のトイレは大きな穴を掘った上にふたをして、小さな穴を開けただけ、天井があればいい方で、周りを草木で囲っただけというのがほとんどです。
そして汚物が溜まれば、別のところに穴を掘り移動していきます。
土地が広いからできるのでしょう。
さて、ハルツーム事務所の下水槽ですが、前回汲み取りをしたのが1年前。
溜まったところで大雨が降ると、汚水があふれる危険があるので、雨季の前に汲み取りをしました。
先日そのことを思い出し、久しぶりに下水槽を覗いてみると、いっぱいになっています。
これはいけないと思いましたが、前回は街中で見つけたバキュームカーに声をかけ、汲み取りに来てもらいました。
どうすればいいか、スーダン人スタッフに聞いてみると、バキュームカーはどこそこの地域でよく見かけるというので、一緒に来てもらい、すぐ見つけました。
バキュームカーの運転手に聞いてみると、バキュームカーが集まるところがあると言うので、場所を聞き、そこに行って見ます。
バキュームカーが何十台といて、奥の方では車から汚水をどんどん流しだしています。
あれはどう処理しているのか気になりましたが、遠くてよくわかりません。
すると入り口あたりにたむろしていた人たちが、私の車に寄ってきます。
バキュームカーの運転手たちです。
値段交渉をして(約5千円)、バキュームカーを先導し事務所まで来てもらい、汲み取りをしてもらいました。
覗くと中は見事に空っぽ。これで、今年も大丈夫でしょう。
霜田治喜


