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国際NGO / NPO法人 ロシナンテス

そのころ通りは

夜7時前に断食がとかれる。


職場に残っていた人も
用事があって外出していた人も
誰もがそれまでには家に戻ろうとする。


市の中心部は一年を通して朝と昼は渋滞しているのだが
ラマダーン月は夕方の帰宅ラッシュも加わり、
結果として朝から夕方までずっと混雑する。


西の空が赤く染まっていくにつれ、
家へ向かって血眼でハンドルを握るドライバーが出てくる。
彼らの運転は非常に怖い。
とばす、とばす。ぬかす、ぬかす。
交差点ではクラクションが鳴り響く。
「一刻も早く家に帰るぞ!(食事するぞ!)」という意志が強く感じられる。


慣れない空腹のせいなのか、
神経を尖らして走る人も少なくないようで
事故もいつもより多くなっているように見える。
スーダンの友人も「怖いから、日没前はできるだけ運転したくない」と言う。


一方、夜7時前から7時半近くにかけて
イスラーム教徒はみな食事をしているので
道路はガラガラとなり、
この間、大通りはさながらハイウェイとなる。


荒井繁

更新日時: 2007年09月19日