日本語 / ENGLISH

国際NGO / NPO法人 ロシナンテス

マラリア?

学生さんの一人が、夜中にお腹が痛いといってきました。

鎮痛剤を投与しましたが、痛みは続き寝られなかったようです。

次の日、発熱が見られました。
ここでの発熱は全てマラリアを疑わなければいけません。
潜伏期(通常2週間)を考えると、可能性は低いですが潜伏期3日での発症もあります。

マラリア検査をイスマイル教授にお願いしました。

しばらくして、教授はマラリアとの診断を下しました。

私は、確認のために顕微鏡に向かいます。
しかし、彼がマラリアというものは、どうみてもマラリア原虫には見えません。

スライドを別に作っても同じです。

教授は、マラリアと言い張りますが、私は違うと一歩も譲りません。
結局、マラリア治療はせずに経過観察をすることにしました。

幸い、学生さんに本日までマラリアの兆候は出てきていません。

教授の称号を取り上げますかね。
今度から、マラリアの検査は私も交えてじっくりとしなくてはいけません。

忙しいけれども、重要なことです。

その学生さんを連れて、カルトゥムに戻ってきました。
明日、出国ですが、今のところ大丈夫なようです。

同時に九大から別の学生さんが来ていました。
彼は法学部ですが、スーダンの何を見せましょうかね。

川原尚行

更新日時: 2007年08月27日