NPO ROCINANTES / 特定非営利活動法人ロシナンテス

スーダンで活動する 医師・川原のブログ

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熊本・大分で地震があり、お亡くなりになられた方々、被害に遭われた方々に、心からお悔やみ、お見舞いを申し上げます。

ロシナンテスでは、地震発生後の15日、16日(土日)に、海原、星野の両名が調査目的で熊本に入りました。
熊本大学医学部の馬場先生(外科教授)、薬学部の甲斐先生から現状をお聞きしました。
どちらも、被災者の受け入れと同時に、新学期での学生も抱えており、本当に大変な状況でした。
また、薬学部には、スーダン人の留学生のハリッドがいます。
奥様と1歳の子供さんもいますので、北九州の我が家に一時退避してもらうように手配しました。

それから、益城町、御船町と周り、現場状況を見て回りました。みんなが懸命に支援活動を行っていたのがわかりました。
余震が続き雨も降る悪天候で、自然の脅威を感じながら二人のスタッフは車中泊しました。

その後、現場との連絡を取り続け、阿蘇市の避難所にいる知り合いから「人手不足で困っている」と一昨日、電話が入りました。
ボランティアに入っていくのも、行政の方々と話をする必要があります。
そこで、ロシナンテスの事務所が存在する北九州市役所の有志の方々に行政手続きの御指南をしていただき、阿蘇市との話を行っていきました。
今朝、阿蘇市の方で、決定がなされたようで、正式にロシナンテスに避難所の運営をして欲しい旨の要請書が届きました。

その要請を受けて、今朝(4月20日)、ロシナンテスから海原を含む2名が阿蘇市に入りました。
阿蘇市の状況は、全部で35箇所の避難所があり、ロシナンテスは阿蘇市から、10箇所の運営を依頼されています。

物資は、水、食料ともに足りているようですが、圧倒的に人手が不足しており、ボランティアの人員が欲しいとの現場の要望です。
ロシナンテスでは、そのボランティアの受け入れ準備をしている段階です。
ボランティアの受付はこちらから


私は4月の初めに熊本を訪問しました。
熊本大学薬学部、宇城市にあるビッグバイオ(納豆菌を利用した水の浄化剤生産)、熊本日赤病院を訪問しました。
熊本大学薬学部の甲斐広文先生、渡邊高志先生、熊本日赤の古賀翔馬先生、川人章史先生、みんな被災されましたが、それと同時に支援活動を必死に行っています。

2011年の東北の震災の時には、私自身が日本に帰国しており、そのまま東北に緊急支援に行きました。
しかし、今回はスーダンに留まります。
スーダンでの事業も重要ですし、「土とレンガの診療所プロジェクト」を始めたばかりです。
こちらは、緊急時にではなく、常態的に医療がないところです。
巡回診療、診療所建設、日本から専門家のスーダン受け入れを行っていきます。
READYFORでの「土とレンガの診療所プロジェクト」はこちら

また、同時にエクアドルで大きな地震が起こし、多数の犠牲者が不幸にも出ました。
ここでも、救出活動、支援活動を、今でも行っている方々がいらっしゃいます。

熊本、エクアドルの緊急事態、スーダンのようなアフリカ諸国、また被災していない日本の各地域、それぞれの人が、それぞれ立場で、自分の出来ることを一生懸命に頑張り、声を出して、お互いを励ましあう時です。

ロシナンテスとは、ロシナンテの集団です。ロシナンテの元々の意味は、ドンキホーテが騎乗するロバのようなやせ馬です。
一人一人は小さな力でも、みんなで力を合わせれば、大きく強い力になります。

ロシナンテスは、熊本の阿蘇市で緊急支援活動を開始します。
さらにスーダンでの医療活動を継続させます。

熊本・大分へ向かうロシナンテ、熊本以外で後方支援をするロシナンテたち!
声を揃えて、被災地の方々のために、頑張りましょう!
そうしていると、被災した地域から「我こそはというロシナンテ」が生まれるやもしれません。
私も、スーダンで一人のロシナンテとして頑張ります!

「ひとりはみんなの為に、みんなはひとりの為に」

川原尚行

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更新日時: 2016年04月20日

いつも、ロシナンテスを応援して下さり、誠にありがとうございます。

さて、偉大なるロックスターである浜田省吾さんは、ファンの方たちと一緒に、J.S.FOUNDATIONという財団を作り、
貧困に苦しむ発展途上国に人々を救うための活動をされています。

写真家の内藤順司さんが、同郷(広島)の大先輩である浜田省吾さんを撮影し続け、さらにスーダンに来て、ロシナンテスの写真を撮って下さるうちに
ロシナンテスとJ.S.Foundationとのご縁を作ってくれました。

スーダンでは、水事業にご支援をいただき、2つの井戸採掘が行われ、給水所が設置され、それらは、あれから7年経過した現在でも、変わらずに稼働して、
ハサバッラ村の人々の生活の中心となっています。

また、東北の震災後にも支援を頂き、ロシナンテスは宮城県名取市や亘理町で寺子屋を開くことができ、子供達へのイベントを数多く行うことができました。
残念ながら、ロシナンテスは東北での活動を終えてしまいましたが、東北の子供達は、これらのイベントで蔵王に行ったことなどは一生忘れられない思い出となることでしょう。

現在、スーダンで行っている巡回診療は、昨年度、J.S.Foundationのおかげで滞りなく、活動ができました。
本当にありがとうございます。ただただ、感謝の言葉のみです。

浜田省吾さんの歌には、力強い気持ちとともに、いろんな人々に対する愛が含まれていて、それがファンの方々を魅了しているのでしょう。
浜田省吾さんの歌が、世界に響くように、ロシナンテスは、J.S.FOUNDATIONを通じて、皆様方のお気持ちを、アフリカのスーダンに届けて参ります。

最後に重ねて御礼を申し上げます。そして、今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

川原尚行

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更新日時: 2016年04月14日

いつも、ロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。

さて、今回は「風に立つライオン基金」に関して、お話ししようと思います。

私たち家族が、タンザニアで生活をしている時でした。
車の中で、偶然にも家内が聞いていた曲が、さだまさしさんの「風に立つライオン」でした。
家族みんなアフリカの情景を知っていただけに、「よく、アフリカのことが描かれている歌だね!」と話をしていました。

それから数年後のことです。
ロシナンテスが立ち上がり、スーダンで医療活動を行っている際に、再び「風に立つライオン」を耳にして、私は涙したことがありました。
その時は、家族は日本に、私はスーダンにいる状況でした。

内藤順司(写真家)さんが、スーダンを訪問し、我々の活動及び当地の文化を素晴らしい写真に収めてくれました。
それをスライドショーでまとめ、この背景となる音楽に「風に立つライオン」が入っていました。
さださんの歌詞と写真が見事に調和しており、内藤さんとさださんの芸術家の共演のようでした。

このスライドショーをロシナンテスの講演に使いたく、さださんの許可をもらいに行きました。
これが私とさださんとの最初の出会いでした。
ちょうど、さださんが北九州にコンサートにいらしていました。
帰国中の私は、家内と共にさださんのコンサートに行きました。さださんの心温まる歌とトークに、二人して魅了され、コンサート終了後に、ご挨拶いたしました。

さださんは、「風に立つライオン」を講演の中で使うことを快く認めてくださり、ロシナンテスの活動に関して熱心に耳を傾けてくれました。

また、東北の震災後も、さださんは積極的に支援に乗り出し、東北の皆さんのために歌い続ける!とコンサートを重ねてきました。
ロシナンテスは、震災後の東北で活動を行い、さださんからの支援を受けて、被災された高齢者の健康農業(農業という共同作業で、高齢者に社会参加の場作りとなる)に使用する軽トラックと、スーダンで用いる巡回診療車の購入ができました。

その後、「風に立つライオン」が映画化され、またそれが礎となって、「風に立つライオン基金」が設立されました。
この度、ロシナンテスは、「風に立つライオン基金」から、ご支援をいただきました。
今、ロシナンテスが行っているスーダンの無医村地域での巡回診療事業に役立たせていただきます。
本当にありがとうございました。

なお、風に立つライオン基金のホームページはこちらです。

ロシナンテス、風に立つライオン基金ともども、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

川原尚行

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更新日時: 2016年04月13日

いつもロシナテスを応援して下さり、誠にありがとうございます。

さて、現在行われている「土とレンガの診療所プロジェクト」ですが、ロシナンテスからとREADYFOR(レディフォー)からのプロジェクトがありますので、
説明をしたいと思います。

巡回診療を行っている地域住民から、
「巡回診療をしてくれて、大変ありがたいのですが、月に一度の診療しかなく、特に雨期になると病院がある場所まで、車で行くことが困難になります。
だから、私たちの村に診療所を作ってください!」

このような要望が多くの村からあげられました。
巡回診療地域内には、29の村があります。これらの村の全てに診療所を建てることは困難です。
そこで、保健省と地域住民それにロシナンテスとで話し合いを行いました。

その結果、地域と人口を考えて、3つの村に診療所を建設する計画が立てられました。
アルセレリア、アルハムダ、ワッド・シュウェインが候補地となりました。
地図上では、アルセレリアが黄、アルハムダが白、ワッド・シュウェインが赤となります。
また、東京とほぼ同じ縮尺の地図を合わせて掲載しました。
比較して、ご覧ください。
診療所地図2.png

tokyo.png
あるドナーからの支援で行う予定でしたが。そこの規定では診療所建設が困難ということが判明しました。
保健省、地域住民が期待する診療所でもあり、3つの建設が予定に組み込まれていましたので、ロシナンテスが資金集めを行うこととなりました。

そこで、一棟目の建設資金を集め、アルセレリア村での診療所建設に昨年末から取り掛かりました。

多くの方に、ご賛同していただくことができ、アルセレリア村での診療所はほぼ完成しました。
ご賛同してくださった方々には、心より感謝申し上げます。
一棟目の診療内の医療機器や備品などは、日本の医療機器を取り扱っているスーダンの代理店が寄贈をしてくれました。
また、診療所の運営は、保健省が責任を持って行ってくれることになっています。
もうすぐ、開所式が行われる予定です。

次に二棟目の予定となっているアルハムダ村の診療所建設の資金調達をREADYFOR(レディフォー)で行っています。
ここでは、リターンといって、ご支援してくださった方々に、サンクスレター、レンガのカケラが届く、また診療所にお名前を刻むなどの特典があります。
詳しくは以下をご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/rocinantes

一棟目の建設に賛同してくださった方々には、READYFORに準じて、リターンという特典を、ご意向を確認したのちに、ロシナンテスよりさせていただきます。

また、謝罪がございます。
ホームページとパンフレットになっている「土とレンガの診療所プロジェクト」では、アルハムダ村の人口が3,000人(周辺人口を含む)
とありましたが、最新の保健省からの情報を踏まえ、5,000人(周辺人口を含む)に訂正させていただきました。
肝心な人口の情報が、変わってしまい、誠に申し訳ございませんでした。

最後に、地域住民からの要望が強く、診療所建設を急ぐあまりに、情報の公開が遅れてしまい、皆様方に混乱を生じてしまいました。
重ねて、お詫び申し上げます。

今後も、巡回診療、診療所建設に力をを削いで参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

川原尚行


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更新日時: 2016年04月11日

いつもロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。

今日から新年度です。
2016年度、またそれ以降に向けて、ロシナンテスを羽ばたかせるために、新体制をしっかりと構築していきたいと思います。
そのために、私自身も一時帰国をしてきました。
主に、北九州での滞在となりますが、4月11日まで日本滞在の予定です。

さて、昨年より始めた「土とレンガの診療所プロジェクト」では、おかげさまで、一棟目の診療所の建設費用が集まり、スーダンのハルツーム州のアルセレリア村で建設が進み、完成間近となっています。
ご協力してくださった方々、本当にありがとうございました。

1日も早く、診療所のオープンを目指して頑張っています。

今後、「土とレンガの診療所プロジェクト」で二棟目、三棟目の診療所の建設を目指します。
そこで、本日4月1日から新しく「クラウドファンディング」を始めます。

「クラウドファンディング」とは、ある目標を目指して、事業を立ち上げようとする個人、団体に対して、その意義を広く理解してもらい、事業資金を集めるものです。
READYFOR株式会社と協力し、90日間にわたってインターネット上で資金調達を行います。

以前に、北九州マラソンを完走して、巡回診療車をスーダンに!という企画でクラウドファンディングをしたことがあります。
おかげさまで、いまこの巡回診療車があるために、スーダンの無医村で診療ができています。応援してくださった方々、またこのシステムに感謝です。

今度のクラウドファンディングでは、応援してくださる方々のお気持ちを、一つひとつのレンガに置き換えて、それを積み重ねていくことでスーダンのアルハムダ村に診療所を立てます。

もしよろしければ、下記のアドレスをご覧いただければ幸甚です。

READYFOR ロシナンテスのプロジェクトページ
「スーダンの無医村に診療所を建設し、5,000人の命を救いたい!」
https://readyfor.jp/projects/rocinantes

アルセレリア村の診療所、アルハムダ村、さらにスーダンの様子などを、このブログ、さらにREADYFORからも情報をお送りしたいと思います。
皆様方のお気持ちが、レンガとなり、診療所になりますように、頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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更新日時: 2016年04月01日

いつも、ロシナンテスを応援して下さり、ありがとうございます。

さて、本日2月3日、スーダンを出国いたします。
2月26日までの予定で日本に滞在します。

今回の帰国は2つの目的があります。

東北へ行くことと、レンガ基金のためです。

この3月で、震災から5年が経過しますが、ロシナンテスの東北事業を3月を持って終了いたします。
この5年の間、本当に東北の方々にお世話になりました。
スーダンでも同じことが言えますが、一方通行では支援活動は何も出来ません。
東北の方々の協力があったからこそ、5年間もロシナンテスは東北に滞在することが出来ました。
本当にありがとうございました!
この感謝の気持ちを伝えに、東北に参ります。

2月6日には、宮城県ラグビー協会主催で講演会もあります。
http://www.miyagi-rugby.jp/2015dat/miyagirugby90s.pdf

震災後の避難所で知り合った当時小学6年生の男の子が、今では高校に進学し、ラグビーを始めたとメッセージをくれました。
彼も当日、ラグビーの友人を連れて会場に来てくれるようです。
日本代表の活躍もあって昨今ラグビーがメジャーになってきて嬉しい限りです。
スーダンの話のみでなく、東北の方々との出会い、ラグビーの話を交えて講演を行いたいと思います。
2月6日、13時から、東北学院大学土樋キャンパス押川記念ホールです。
お時間のある方は、いらっしゃってください。

現在、巡回診療を行っている地域に3つの診療所を建設するための「土とレンガの診療所」基金プロジェクトに関する各種のイベントに参加します。
2月9日は横浜です。横浜開講記念会で18時半からです。
横浜には、ラグビー日本代表の前キャプテンの廣瀬さんもいらっしゃってくれます。
私からも、尊敬する廣瀬さんにたくさん質問をしてみたいと思います。

また、2月11日に東京であります。
湯島のマッシュアップスタジオで13時30分からです。
こちらは、ワークショップ形式で参加型で皆様からのアイデアを頂き、それをロシナンテスに如何に反映させ、診療所が建設されるようにするかを話し合います。

詳しい情報は、下記をご覧になってください。
http://www.rocinantes.org/2016/01/post-138.html

皆様方に直接お会いできますことをとても楽しみにしています。

では、今からスーダンを出発いたします!

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更新日時: 2016年02月03日

いつもロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。

さて、先日お伝えしました定住した遊牧民の方々ですが、うちの医療スタッフが戸別訪問して、子供へのワクチン接種の説明を行いました。すると、お母さんは納得したようですが、おばあさんが話に加わってきました。

ワクチンは子供の身体に毒だから、熱がでたりする。私たちは、今までワクチンなど打たなくても生きてこられた。全く必要がない!
と強く拒絶されました。

御婆さんと話をする助産師.JPG

お母さんは、御婆さんの意見に逆らえないようです。仕方がないという顔をしています。
そこで、医療スタッフの助産師が丁寧におばあさんへの説明を行います。
熱が出ることがあるかもしれませんが、それは一時的なものです。多くの人は熱がでません。
ワクチンを打っておくと、もっと恐ろしい病気に罹らなくてすみますよ。

何度も何度も話を行い、最後はおばあさんが納得しました。
お母さんも、話を聞いて、さらに理解を深めたようです。
子供を抱きかかえて、ワクチン接種を受けることになります。

ポリオワクチン接種を受ける子供.JPG

本当に地道な活動ですが、このようにして、ワクチンに対して理解をしてもらい、病気にならないようにしています。
無医村での医療は、予防医療がとても大事です。
今後も、地域住民の理解を得ていきながら、地域医療を行っていきたいと思います。

今後とも応援の程、どうぞよろしくお願い致します。

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更新日時: 2016年02月02日

いつも、ロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。

巡回診療に行っていたチームから連絡があり、「巡回しなくてはいけない新たな地域が出来た」、とのことです。
どういうことか、事情を呑み込めずに聞いていると、「遊牧民のいくつかの家族が定住を決めた」と事情がわかりました。

遊牧民がどのような暮らしを送っているのか、農耕民族である日本人には想像もできないと思われます。
私も実際に接する機会もあるのですが、一緒に生活をするわけではありませんので、そこまでは彼らの生き方、考え方などを理解できていません。

彼らが定住を決めた理由は?と真っ先に思いました。

以前、ガダーレフ州でロシナンテスが診療所を建設したマンスーラという村があったのですが、そこの長老の方から、いろいろと話を伺ったのを思い出しました。
長老は、若かりし頃、遊牧民であり、動物を連れ、自分の家族を連れて、各地を遊牧して生活したそうです。
メッカ巡礼に行った際には、メッカから帰ってきたら自分の家がどこにあるのか分からずに苦労したよ!という話には、思わず笑ってしまいました。
「なぜ、定住することを選んだのですか?」との質問に、長老は即答してくれました。
「教育です」
心の底から感心をしました。
長老の息子さんは、鞭でたたかれながら学校に行き、その後医師となり、ロシナンテスがお世話になる州保健省の大臣までなったのですから。

現在の巡回診療している地域での遊牧民の定住化の理由は、そのことがあっただけに興味津々でした。
一番の理由は、
「幹線道路ができるから」
ということです。

写真は、今の道の様子で、砂煙が舞いますし、雨季には走行が困難になります。
DSC_6862.JPG

遊牧民の方々は、自分たちが回る土地を、自分たちの土地と思っているようです。
彼らの思いとは別に、大きな幹線道路が出来て、他の定住者が来るのであれば、自分たちこそ、ここの定住者たるべき!と考えたようです。

我々は、医療を通じて彼らの生活が良くなるように、彼らとも協力してまいります。
また、彼らの生活を通じて、学ぶべき点も多くあるかと思います。私にその能力があるかわかりませんが、学ばせていただきたいと思います。

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更新日時: 2016年01月28日

いつもロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。

今度の日曜日(24日)に福岡を会場として、「土とレンガの診療所」プロジェクトの概要説明を行います。
それと同時に、プロジェクトの成功のために、みなさまからの良い御意見をお聞きする場に出来たらと思っています。

私はスーダンからインタネットで参加したいと思います。

日曜日に、レンガを作っている現場から中継しようと思い、ナイル川の辺りに行ってきました。
まずは、土をナイル川からくみ上げた水と一緒にしてこねていき、泥にします。
その中に、牛のふんを乾燥させたものを混ぜます。
これは、草が混じっているのでレンガ自体が強化されます。

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泥を、枠の中に入れて、レンガの形にして、乾燥させます。
枠の中に泥を入れる入れる作業は、作業する人が入る地面に穴をあけ、その中に入り作業がしやすいように工夫しています。
ひざまづかなくて作業が出来る体制です。

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それを日干しにします。

日干しレンガを焼き場にもっていき、ブロック上に積み重ねて行き、最後は泥で固めます。
最後に下の穴から木を入れて、全体を焼きます。

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これで出来上がりです。

改めて手作業でレンガがひとつひとつ作られているのがわかりました。
最近はあまり暑くないスーダンでも、作業する人たちは大粒の汗を流していました。
人々が働く姿は本当に美しいものです。

この働く人たちの気持ちのこもったレンガに日本の皆様方の気持ちを添えていきたいです。
これらのレンガを積み重ねていって、巡回診療を行っている無医村地域に診療所を作ることが出来たらと思います。

その思いをスーダンから福岡の会場へと、お伝えしたいです。
日曜日に会場でお会いしましょう!

http://www.rocinantes.org/2016/01/post-138.html

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更新日時: 2016年01月22日

いつも、ロシナンテスを応援してくださり、ありがとうございます。

ロシナンテスが行っている巡回診療は、毎月15日あたりに出発し、2週間かけて宿泊しながら約30の村々をまわります。
今月も先週の金曜日に出発していきました。
いまは、冬なので気温がそう高くないのですが、これからは気温が上昇し、暑いときは50度を超える日もあるくらいです。

過酷な巡回診療となり、体力的にも厳しいものとなりますが、人だけでなく医療機器にも影響が出てきます。
その一つが血圧計です。
血圧計の中にゴムの部分があり、暑さと乾燥のために、このゴムの部分が損傷を受けることがあります。

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写真のように、応急処置をしながら、血圧計を使用していきます。
応急処置とは、破損したゴム管に、テープをぐるぐる巻きにして空気漏れを防ぐことです。
しかし、これとて限界があります。
使用できないとなれば、新しいのに交換しながら診療を継続させていきます。
なお、血圧計を持っているのは、インティサールです。
日本に訪問したこともあり、東北では在宅診療を視察して、スーダンに日本の知恵が導入できないかと日々考えてくれています。

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涼しいところに保管ができれば、それに越したことはありません。
新しい診療所ができると、風の向きも考えて、涼しい環境になるようにしたいです。
診療所が出来て、巡回診療が同じ地域に、今より少し長く滞在できるようになり、スタッフの体力の消耗も防ぐことが出来ますし、
何より、地域の人たちがバタバタとしなくて、今より安心して医療が受けられるようになるでしょう。

「土とレンガの診療所」プロジェクトは是非とも成功させたいと思っています。
皆様方の協力が必要です。
どうぞ、よろしくお願い致します。

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更新日時: 2016年01月19日